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2014.10.25
横浜みなとみらいの「VANILLABEANS」でカカオ豆からチョコレートを作ろう♪
みなとみらい線「馬車道」駅からすぐ。カカオ豆の焙煎からお店で手掛けた作りたてのチョコレートを販売する「VANILLABEANS」があります。そんなチョコレートへの熱い情熱から、「チョコレートのできるまでを知って、もっとチョコレートを好きになってほしい」という思いのもとスタートしたのが「チョコレートワークショップ」。なんと、カカオ豆からの本格的なチョコレート作りが体験できます。
まるで売り物!? 本格チョコレートタブレット作り
ワークショップは4人一組で行います。エプロンを付ければ準備完了♪ チョコレート作りのスタートです。実際のワークショップの流れをご紹介します。
まずはカカオに関する知識を学びます。講師を務めるのはマレーシアのカカオ農園視察など、 BEAN TO BARの事業に従事していた八木祥子さん
原料となるカカオ豆は、あらかじめ焙煎されて出てきます。チョコレートのいい香りがたまりません。そのまま食べると、少し酸っぱい不思議な味
一つひとつ丁寧に皮を剥いていきます。キレイに剥くのにはコツが必要で、これがなかなか難しいのです……
必要な分だけ剥き終わったら、コーヒーミルに入れて細かく砕きます
ニューヨークから取り寄せたメランジャー(カカオ豆と砂糖などをすり混ぜる機械)。これを使ってペースト状になるまでさらに細かくすり潰します
砕いたカカオ豆を2~3回に分けてメランジャーに投入。細かくすりつぶすほど仕上がりがなめらかなチョコレートになります。※ワークショップでは時間の関係で、必要な材料の一部は数時間前からメランジャーですり混ぜられています
次に砂糖を投入し、カカオバターを入れます。カカオバターはカカオ豆に5割程度含まれている脂肪分で、加えることでなめらかさを調整してくれます
カカオバターを加えて数分後、キレイに混ぜ合わさった液体状チョコレートを試食。甘くておいしい!
次の作業は難易度の高いテンパリング。ツヤのあるパキッとしたチョコレートになるよう、根気よく温度を調節して、結晶の形を均一にします。40℃→28℃→31℃の順番。失敗すると最初からやり直しなので要注意。安定してくるとツヤが出てきます
テンパリング完了後、タブレットの型に液を流し入れます。一人3枚とボリュームたっぷり
トッピング材料はドライパインやアーモンドなど、全5種類。お好みでトッピングをして冷やし固めます
固まったら慎重に型から外し、ワークショップ限定のラッピングで包装します
まるで売り物のようなチョコレートタブレットが完成! 今回できあがったのはカカオ77%。できたてのフレッシュなまま食べるのはもちろん、数日おいて味が落ち着いたマイルドな味わいを楽しむのも◎
VABILLABEANSの看板商品「ショーコラ」とオリジナルノート、お店のクーポン券のお土産付き
内容盛りだくさんのチョコレートワークショップの次回の開催は、11月19日(水)。第1部は14時~16時、第2部は19時半~21時半。参加費用は1人5,000円(税込)です。 体験の後には、すっかりチョコレートの魅力にとりつかれます。ただ作るだけでなく、チョコレートの歴史や成分についての知識を学べるところもうれしいですよね♪おいしくて楽しいワークショップ、ぜひ体験してみませんか?
VANILLABEANS みなとみらい本店
バニラビーンズ みなとみらいほんてん
http://www.rakuten.ne.jp/gold/vanilla/
※掲載写真はすべて、10月17日に行われた「チョコレートワークショップ」の様子です。
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田村里佳+ノオト 撮影:田村里佳
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