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2014.11.17
自分だけの愛用品が見つかる、高円寺の雑貨店「ハチマクラ」
※こちらの記事は2014年11月17日公開のものです。 高円寺にある雑貨店「ハチマクラ」には、ほかではなかなか手に入らない紙雑貨や、写真の昭和20~30年ごろの陶器(1800円~)などの古道具がたくさん揃っています。周りの人とはひと味違う、自分だけの愛用品を探しに出かけましょう。
紙雑貨をこよなく愛するオーナー

高円寺駅の南口から、商店街の裏の細い道を歩いて4分。長仙寺というお寺の近くに「ハチマクラ」はあります。 オーナーは、グラフィックデザイナーでもある小倉さん。仕事に必要な古い紙を扱うお店がなかなか見つからず、それなら自分でとお店を始めました。小学生のころから拾集家だったという小倉さんは、飴の紙やストローの袋、骨董品など、昔から紙や古いものをよく集めていたそうです。
宝探しをする気分で楽しめるディスプレイ

Tudi Billo(トゥディ・ビロ)社の手漉き紙630円~
お店には、大量生産されたものではなく、小倉さんが「面白い」と思ったものばかりを集めた、国内外の雑貨がずらりと並びます。 内装は海外の蚤の市のような、雑多な雰囲気を手本にしているそう。店内を歩いていると、まるで宝探しをしているような、わくわくした気分になってきます。おすすめはドイツで企画され、ネパールでハンドメイドされているTudi Billo(トゥディ・ビロ)社製の紙雑貨。なかでも、スパンコールが漉き込まれた封筒は「ハチマクラ」でしか手に入らないため、すぐに売り切れてしまう人気商品です。
入手困難な紙雑貨がたくさん

Dear Paper Lovers(ディア・ペーパー・ラバーズ)工業用紙パッド2940円~
ほかにも、紙問屋さんと協力して、珍しい工業用紙ばかりを集めて作ったお店オリジナルの工業用紙パッドなど、個性的な紙雑貨がたくさん置かれています。 紙もの作家さんの「ATELIER. encle d’ encle(アンクルダンクル)」や「Kuff Luff(クフラフ)」とコラボしたプリントペーパーも、一度は手にとってみたいおすすめのアイテムです。
掘り出し物の文具や古物も充実

ドイツ製はさみ1995円~
紙雑貨だけでなく、文房具や古道具も多くそろっています。独特のシルエットで切れ味が抜群なドイツ製のはさみや、現在ではもう生産されていないガラスペンの元祖・佐々木ラスペン、大胆で自由な柄がかわいい、北欧への輸出用に作られた昭和30~40年代の食器など、ほかではなかなか手に入れるのが難しそうなアイテムばかり。 お店では紙に関するイベントにも積極的に参加しています。気になるひとは、お店のホームページをぜひのぞいてみてくださいね。

ハチマクラ
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