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2014.12.25
焼きたてパンの香り漂う「アネ」で過ごすカフェ時間
※こちらの記事は2014年12月24日に公開されたものです 京都のくつろぎカフェとして知られる「café kocsi(カフェコチ)」の2号店がオープンしています。木の温もりを感じる店内が印象的な「Année(アネ)」は、パン職人でもある店主の作ったパンが店先に並ぶベーカリーショップ&カフェです。
ちょうどいいサイズ感も魅力的、人気のパンをテイクアウト
地下鉄烏丸御池駅4-2番出口から南西へ、5分ほど歩いたところに「アネ」はあります。小窓のある扉を開ければ、まず20種以上の焼きたてパンが並ぶショーケースがあり、シンプルながら小麦の香りが食欲をそそるパンの数々に、どれにしようか迷うほどです。 店主は、ブック&パンカフェとして、また、おにかいカフェとしても知られる「カフェコチ」の坪倉さん。「(カフェコチで)パンが好評なのでいろいろ作りたいけれども、それには手狭だから」と考え、オープンした新店が「アネ」です。
ふらりと立ち寄りたい使い勝手の良い空間
製菓製パン専門学校で学んだ頃から、東京のカフェを経て、自らが店主を務める店でもパンを焼き続けてきた坪倉さんは「アネはあくまでもパン屋」といいます。ランチメニューが主流の「カフェコチ」とは違い、パンを気兼ねなく買えることや、パンを買ってのイートインなど“気軽さ”を大切にしているのだそうです。 待ち合わせや時間潰し、小腹が空いた時など、感覚としてはファストフードショップ的だけど大人が落ち着ける場所にぴったりの場所となっています。
オリジナルパンメニューが揃っています
もちろん、イートインだけの限定メニューもあります。「朝のトーストセット」(500円~)やパンのおかわり自由な「お昼のセット」(700円~)、キッシュやホットドッグ、タルトなど焼き菓子もいただけます。 おすすめは、ハムとチーズ、ホワイトソースをサンドして目玉焼きをのせた「クロックマダム」(800円)です。自家製食パンの耳はカリっと香ばしく中はしっとり、具材とソースの相性も良く、ミルクたっぷりのカフェオレや、白ワインといったアルコールにもよく合います。 「フランス地方都市の駅前にありそうな店にした」と話す坪倉さん。店内は、陽光が差し込む窓際の席、絵本や洋書などが並ぶ奥のテーブル席といろいろなタイプの空間があり、日常使いしたくなる店です。
Année
アネ
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大前春菜
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