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人気和菓子ユニット「ユイミコ」さんに聞いた。初めてでもできる、涼しげな水菓子の作り方

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人気和菓子ユニット「ユイミコ」さんに聞いた。初めてでもできる、涼しげな水菓子の作り方
誰もが気楽に参加できるかわいい和菓子教室を開催している、今話題のユニット「ユイミコ」。昨年、初のレシピ本を出版した「ユイミコ」のおふたりに、初心者でも簡単に作れる涼しげな水菓子「錦玉羹」の作り方を教えてもらいました。
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今回作る和菓子は、夏の日差しをイメージした「錦玉羹」。プルプルした食感で、夏にぴったりの清涼感ある一品です。

「錦玉羹」に使用したのはこちら

「錦玉羹」に使用したのはこちら 水、白ワイン、桃の缶詰(桃・シロップ)、粉寒天、グラニュー糖、食紅(ピンク・黄色)

① 材料を鍋に入れ、混ぜながら沸騰させる

粉寒天と水を鍋に入れ、中火にかけ沸騰させます。この時、粉寒天が底に溜まらないように、軽くかき混ぜます。(※混ぜすぎると寒天のコシが弱くなるので注意)
粉寒天が完全に溶けたらグラニュー糖を入れ、再び沸騰させます。ヘラですくって落とした雫がつらら状になるまで煮詰めます。
さらにワインと桃缶のシロップを入れてひと煮立ち。焦げないように軽く混ぜ続けましょう。

① 材料を鍋に入れ、混ぜながら沸騰させる

② 食紅で色付けする

①を2つのタッパーに少量づつ取り分けて、食紅でピンクと黄色に色付けします。残った①は、そのまま放置すると固まってしまうので、湯煎しておきます。
使用する食紅は爪楊枝の先分を2、3滴。ピンクにはほんの少量黄色を加えると、より優しい色合いになります。
着色したら、冷蔵庫で15分冷やし固めましょう。

② 食紅で色付けする

③ 桃を細かく刻む

桃を粗みじん切りにします。

③ 桃を細かく刻む

④ 固まった②を角切りにする

冷やし固めた②をタッパーから取り出して、7〜8mmほどの角切りにします。
(※あまり小さく刻みすぎると後の工程で溶けてなくなってしまうので注意)

④ 固まった②を角切りにする

⑤ 刻んだ桃を①の鍋に入れる

湯煎して温めておいた①に刻んだ桃を入れます。

⑤ 刻んだ桃を①の鍋に入れる

⑥ 流し型に④と⑤を混ぜ入れる

流し型に④を敷き詰めて、軽く混ぜながら⑤を流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めます。比重の違いによって自然と2層になります。

⑥ 流し型に④と⑤を混ぜ入れる

⑦ 型から取り出して好みの形に切る

固まったら、型から出して好みの大きさに切ります。
長方形に切ったり、クッキー型を使っていろいろな形に抜いてもかわいいですよ。

⑦ 型から取り出して好みの形に切る

夏の日差しをイメージした「錦玉羹」のできあがり

夏の日差しをイメージした「錦玉羹」のできあがり
キラキラした夏の日差しを思わせる、見た目にも涼やかな「錦玉羹」の完成です。
色合いがとてもきれいな和菓子なので、シンプルなお皿に盛り付けて。ミントの葉を添えるのもおすすめです。
よく冷やして食べるとよりおいしいですよ。
層になっている錦玉羹は一見難しそうに見えますが、比重を利用しているだけなので、実は簡単に作れるんですよ。
暑い夏にぴったりのかわいい和菓子は、お客さんにお出ししても喜ばれること間違いなし。
ぜひ皆さんも作ってみて下さいね。
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ユイミコ

東京都


※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

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