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2015.02.25
銭湯を改装した京都のレトロモダンなカフェ「さらさ西陣」
※こちらの記事は2015年2月25日に公開されたものです。 「さらさ西陣」は、京都の歴史ある銭湯を改装したカフェです。銭湯さながらの温かい雰囲気でゆったりと過ごせます。また、種類豊富なカフェメニューが評判です。
築80余年となる元銭湯の風格ある佇まい
千本通りと鞍馬口通りの交差点を東へ7分ほど歩くと、右手に見えてくる重厚感ある建物が「さらさ西陣」です。1998年まで銭湯だった築80余年の建物を活かして営業しており、一見してカフェには思えません。特に入り口は昔ながらの銭湯そのもので、日本の伝統的な建築様式である唐破風の門構えが印象的です。
銭湯の面影が色濃く残るカフェ
店内に入るとまず目を引くのは、壁一面の鮮やかなマジョリカタイルです。かつての浴室をそのまま使い、レトロな雰囲気を醸し出しています。ほかにも、内装の大部分に元銭湯の造りが活かされています。銭湯当時のままの高い天井は開放感があり、昼間は天窓からの日差しも心地よい、ゆったりと過ごせる空間です。
味にもボリュームにも大満足のフードメニュー
15時までは週替わりのランチセット、夕方から夜にかけては単品のメニューで、ボリュームたっぷりのおいしいカフェご飯が味わえます。 例えば夜のメニューでは、自家製の豚角煮や九条ネギを入れた「豚の角煮と揚げじゃが芋と九条ネギのクリームグラタン」(910円)、猫が好きなツナやおかかを盛り込んだ「猫チャーハンDX」(860円)など、オリジナリティのある一品がそろいます。
スイーツや音楽も楽しめます
甘いものが食べたい時には、さらさ特製のケーキをはじめ、店内のマジョリカタイルをイメージして作った「さらさのパフェ」(700円)もおすすめです。フルーツやソフトクリーム、タイルの色を模したカラフルなゼリーを盛り付けたパフェに、トニックウォーターをかけていただく一風変わった一品は、食べていくうちにソフトクリームや冷凍ゼリーが炭酸に溶け、味や食感の変化が楽しめます。 さらに店内では、毎月第3月曜夜の定期ライブや不定期の企画イベントで、さまざまなアーティストによるライブが行われます。演奏を聴きながら食事やお酒をいただくのはもちろん、最前列でライブを楽しむこともできますよ。西陣の穏やかな時が流れる空間でひと休みしていきませんか?
さらさ西陣
さらさにしじん
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岩永 茜
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