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2016.10.11
【保存版】海鮮からスイーツまで、こだわりいっぱいの厳選茨城グルメ4選
近年、味だけでなく内装にもこだわったレストランやカフェが増えている茨城。おしゃれな雰囲気の店内や、ひと工夫加えた目にもおいしい料理が話題を呼んでいます。 大洗町の海の幸を堪能できる食事処から、水戸のおしゃれな穴場カフェ、予約必須のパン屋さんまで、編集部が厳選したおすすめグルメスポットをご紹介します。
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新鮮な海の幸をリーズナブルに!モダンな海鮮レストラン「えんやどっと丸」
大洗港からすぐ、大洗リゾートアウトレットの隣にある「えんやどっと丸」は、落ち着いたモダンな内装と新鮮な海の幸を使った料理が評判のお店。お昼どきには、連日多くの人で賑わいます。
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カウンター席では、目の前で魚介を捌く職人技が楽しめる
カウンター前のショーケースに並ぶのは、大洗港のほか、地元の複数の漁港から毎日直送される多彩な魚介類。これらをお刺身、煮付け、フライなどさまざまな料理でリーズナブルに提供しています。 こちらに来たら是非食べたいのが、その日おすすめの白身魚、赤身魚、貝などが豪勢に盛られた「おまかせ刺身5種盛り定食」。魚介の鮮度が損なわれないよう下処理を行い、注文を受けてから職人が丁寧に切り分けたお刺身は、まさに獲れたての味。こりこりとした食感や濃厚なうま味が存分に味わえます。
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値段は時価(2000円前後)。この日の刺身はアジ、カツオ、ヒラメなど
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魚介のうま味が凝縮した「海鮮フライ」(1944円)
7種のフライが盛られた「海鮮フライ」もおすすめの逸品。エビ、アジ、フグ、カツオなど、大ぶりの旬の魚フライは、衣はサクサクで身はふんわり、風味も食感も楽しめます♪ ほかにも、地魚の寄せ鍋や美明豚のしゃぶしゃぶなどメインのおかずを選べる「日替わり膳」(2160円)、数量限定の「地魚のあら煮定食」(1296円)など魅力的なメニューがいっぱい!バリアフリー完備で予約も可能なので、いろいろなシーンで利用できますよ(予約は前日まで)。
○えんやどっと丸 [所]茨城県大洗町港中央9-4 [TEL]029-267-2278 [時間]11:00~15:00(L.O.14:30)、17:30〜21:00(L.O.20:30) [定休日]水曜、火曜の夜
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北欧テイストのカフェでいただくこだわりのケーキとコーヒー
水戸市内にある「CAKE+COFFEE つくる。」は、白とミントブルーを基調としたかわいらしいお店。オーナーの武田さんご夫婦が、約2年前にオープンしました。ご主人が丁寧にドリップするオリジナルブレンドのコーヒーと、奥さんが作るスイーツが自慢のカフェです。
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コーヒーを淹れるご主人の後ろには、瀬戸焼のカップが並ぶお手製の棚が
おすすめは、自家製シフォンケーキにクリームを挟んでフルーツやチョコレートをのせた「シフォンサンド」。シフォンケーキはふわふわでしっとりとした食感とほどよい甘さが楽しめます。間に挟んであるクリームも甘すぎず軽い口当たり。
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おれんじ玉子を使った無添加のふわふわシフォンケーキ
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お好みのシフォンサンドにアイスやフルーツが添えられた「シフォンサンドプレート(ドリンク付き)」(800円)
シフォンサンドは、季節のフルーツがのったものやキャラメルがかかっているもの、グラノーラがトッピングされているものなど常時10種類ほど揃います。持ち帰りもできるので、数種類買って家族や友達とシェアするのもおすすめ。
○CAKE + COFFEE つくる。 [所]茨城県水戸市酒門町1014-1 [TEL]029-239-5239 [時間]10:00~19:00、ランチは11:00~15:00(L.O.14:30) [定休日]月曜、ほか不定休あり
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笑顔が素敵な店主が作るミートスパゲティの専門店「OMISE」
水戸芸術館のすぐ近くに、少し変わったスパゲティ屋さんがあります。その名も「OMISE」。こちらは県内でも珍しい、ミートスパゲティの専門店です。
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かわいらしい鍋のイラストやフクロウが目印
「上品なイタリアンというよりは、ジャンクフードのようなイメージ。気軽に味わってほしいです。」と話す店主の小峰さんは、元々は一切料理をしたことがなかったそう。ワーキングホリデーで訪れたオーストラリアで料理を作る楽しさを覚え、いつかお店を開きたいという夢を抱くように。そして2014年6月、オーストラリアで学んだデミグラスソースとボロネーゼをアレンジした、オリジナルのミートスパゲティ専門店をオープンしました。
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プラス50円で納豆、わさびマヨネーズ、ピクルスなどのトッピングがのせられる。写真は奥久慈卵黄をトッピング
こちらの看板メニュー「デミグラスパゲティ」は、他店のミートソースとはひと味もふた味も違います。じっくり煮込んだデミグラスソースに、粗めにミンチされた鶏むね肉がゴロッと入り、まるでハンバーグを砕いて食べているかのような肉感。さらにじっくり炒めた玉ねぎと食感が楽しいレンコンも入り、ガーリックオイルを効かせた太めのパスタと相性抜群です♪ サラダとスープが付くスタンダードセット(850円)のほか、ドリンクをプラスしたドリンクセット(1000円)、さらにデザートのチーズケーキアイスが付くスパゲティセット(1200円)など、お得なセットメニューを多数用意。夜はオーストラリア産ビール“フォスターズ”と合わせて楽しめるビールセット(1300円)がおすすめです。
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8席ほどの小さな店内。インテリアにもこだわり満載
遊び心あふれる唯一無二のスパゲティ屋さん。料理だけでなくお店の雰囲気や小峰さんとの会話も楽しみに、是非足を運んでみては。
○OMISE [所]茨城県水戸市泉町1-2-20 [TEL]070-5026-5730 [時間]11:30〜21:00(L.O.20:30) [定休日]月曜、第1・3火曜(祝日の場合は翌日休)
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1日12本限定!予約必須の幻の食パン
那珂IC近くの田んぼ道を一本入ったところに、母娘2人で営む小さなパン屋さん「パン工房JIN」はあります。こちらで扱うのは食パンのみ。数に限りがあるため、基本的に事前予約をしないと購入できないという貴重な食パンです。
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自宅に併設された小さなお店。棚に並ぶ食パンはほとんどが予約済み
パン作りはすべて、娘の仁子さん一人で行います。希少な北海道産オーガニック小麦粉を基本とし、卵や牛乳は一切使わず、一本一本手作りで丁寧に焼き上げるという徹底ぶり。そのため食パンは1日12本が限界だといいます。 そんな仁子さんのこだわりが詰まった看板商品の「食パン」は、手に持つとずっしりと重みを感じます。しっかりと詰まった生地はもちもち。トーストするとさらに香りが引き立ち、ザクザクっとした食感も楽しめます。 小型の変わりダネ食パンもおすすめ。「カフェブレッド」は、コーヒー粉末を混ぜた生地に、とら豆と大納言小豆がゴロッと入ります。コーヒーの香りと豆の甘みが絶妙なバランスで、おやつにもぴったり。ドライバジルと黒こしょう、クルミが入った「バジル&ブラックペッパー」は、オリーブオイルにつけたり、パスタの付け合わせとしても最適です。
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左から「カフェブレッド」(720円)、「バジル&ブラックペッパー」(720円)、「食パン」(1.5斤410円・3斤820円)
茨城が誇る老舗コーヒーショップ「サザコーヒー」で働いていた経験もある仁子さん。店内ではサザコーヒー各種のほか、オリジナルブレンドのコーヒー「薫るブレンド」も販売しています。パンとコーヒーとの相性もぴったりなので、併せて購入するのもおすすめです。 ここでしか味わえないこだわりの食パン。毎週決まった曜日に購入する常連さんも多いそうなので、予約はお早めに。また、フォカッチャやクランベリークルミパンなど、食パン以外の商品が並ぶこともあるので、運よく出会えたら迷わず購入しましょう。
○パン工房 JIN [所]茨城県那珂市飯田1674-3 [TEL]029-298-4847 [時間]10:00~18:00(売り切れ次第終了) [定休日]月曜、第3火曜
今回紹介したのは、独自のアイデアメニューや店主こだわりの逸品を提供してくれるお店ばかり。ぜひ現地でここだけの味を楽しんでみてくださいね。
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藤本真理子 写真:清水亮一
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