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2016.10.01
築150年の古民家で味わう“一汁八菜ランチ”―京都・大原の野菜料理のお店「志野 松門」
※こちらの記事は2016年10月1日に公開されたものです 自然に囲まれ、ゆったりとした時間が流れる大原。 近くには三千院や寂光院などのお寺があり、参拝や散策に訪れる人も多いこの場所に「志野 松門(しのしょうもん)」はあります。 四季折々の風景を眺めながら、厳選された野菜たっぷりのランチを食べてみませんか?
江戸時代に建てられた古民家をリノベーション
京都バスの大原停留所で下車し、三千院への参道を5分ほど歩くと、茅葺き屋根の門が見えてきます。 その先にある趣ある建物が「志野 松門」です。
築150年以上という古民家を再利用したお店は、木の温もりが感じられるどこか懐かしい雰囲気。 以前は郷土資料館として使われていたこともあり、店内のあちこちに昔使われていた調度品を見ることができます。 四季折々の違う表情を見せてくれる庭を、大きな窓からゆっくり眺めることができるのも魅力のひとつです。
地元野菜が持つ本来の旨味や甘味を楽しむ
ドレッシングの専門店「志野」が3年前にオープンしたこのお店では、旬の野菜を活かした和食が味わえます。 食材は地元大原や洛北でその日の朝仕入れた新鮮なものを使用。 野菜のラインナップは、トマトやオクラなどの全国的に見かけるものから、賀茂なすに鹿ケ谷かぼちゃといった京野菜、四角豆やマシシきゅうりといった普段あまり見かけない珍しいものまで多種多様です。
旬の新鮮野菜をたっぷり使ったランチに舌鼓
「八菜ランチ」(2160円)
色々な野菜を食べてもらおうと一汁八菜をコンセプトにしたという「八菜ランチ」は、色とりどりの野菜をさまざまな方法で調理したおばんざいがいただけるメニューです。 8品が少しずつ盛られたプレートは満足感のあるボリューム。 セットのサラダには、「志野」で作られたドレッシングから好きなものが選べます。 ドレッシングは販売もしているので、気に入った味を自分へのお土産として買ってみるのもおすすめですよ。 ほかにも「湯豆腐と湯葉しゃぶ」(2700円)や、「おばんざいととんかつ」(2484円)などの料理が用意されているので、紅葉を満喫したあとに訪れてみるのはいかがでしょうか。 どの季節に訪れても旬のおいしさと風情ある景色に出会える「志野 松門」。 大原へおでかけの際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
志野 松門
シノショウモン
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安原成美 写真:マツダナオキ
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