
大根アイスが話題!奥浅草・「madei」で味わう大根尽くし料理に心までほっこり
2016.12.28

※こちらの記事は2016年12月28日に公開されたものです
浅草寺周辺の喧騒から少し離れた「奥浅草」は、ゆったりと落ち着ける雰囲気のカフェが多い、いま注目のエリア。待乳山聖天(まつちやましょうでん)のそばにひっそりと佇む「madei(までい)」では、縁結びの神様にちなんだ大根のスイーツが、いまじわじわと人気を集めています。
浅草寺周辺の喧騒から少し離れた「奥浅草」は、ゆったりと落ち着ける雰囲気のカフェが多い、いま注目のエリア。待乳山聖天(まつちやましょうでん)のそばにひっそりと佇む「madei(までい)」では、縁結びの神様にちなんだ大根のスイーツが、いまじわじわと人気を集めています。
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縁むすびの神様のすぐそばにあるカフェ

浅草駅から徒歩10分ほど。スカイツリーを望む隅田川沿いに「ごはん×カフェ madei」はあります。通りに面した大きな窓いっぱいに広がるのは、縁むすびの神様ともいわれる待乳山聖天の景色。春は桜、秋にはオレンジや黄色に染まったイチョウの樹を眺めることができる窓際の席は、いつも人気なのだそう。
体がじんわり温まる、大根尽くしのランチセット

madeiの定番メニューは、「大根づくしの縁結び定食」。大根を使った週替わりのメインのおかずに、大根の炊き込みごはんとスープ、選べる小鉢と大根の皮を使った小皿の2品。
大根をたっぷり楽しめて、食べ終わると体の芯からじんわりと温まるような、丁寧で優しい料理です。
大根をたっぷり楽しめて、食べ終わると体の芯からじんわりと温まるような、丁寧で優しい料理です。

目の前の待乳山聖天は大根がお供えものというユニークなお寺。
「土地に馴染むようなメニューを、と考えたときに、聖天さまの“お大根”にちなんだメニューでお参りの方にも浅草に来たな、と感じてもらえたらいいなと思って」という店主の礒さん。
定食のメインのおかずが、聖天さまのシンボルでもある大根と巾着をイメージした「おでん大根ともち巾着」になることもあるそうです。
「土地に馴染むようなメニューを、と考えたときに、聖天さまの“お大根”にちなんだメニューでお参りの方にも浅草に来たな、と感じてもらえたらいいなと思って」という店主の礒さん。
定食のメインのおかずが、聖天さまのシンボルでもある大根と巾着をイメージした「おでん大根ともち巾着」になることもあるそうです。
さっぱりやさしい甘さがブームの予感。「大根アイス」

いま常連客の間でひそかな人気となっているのが「はちみつ大根アイス」です。
大根をデザートにする、というちょっと変わったこの一品。大根のさっぱりとした風味はそのままに、牛乳とはちみつのやさしい甘さがマッチした素朴なおいしさは、何度も食べたくなる味です。
大根をデザートにする、というちょっと変わったこの一品。大根のさっぱりとした風味はそのままに、牛乳とはちみつのやさしい甘さがマッチした素朴なおいしさは、何度も食べたくなる味です。
手間ひまかけた料理と「までい」なものに囲まれて

店名の「madei」は、礒さんのふるさと福島の方言で、「手間ひまかけて、丁寧に」という意味の「までい」という言葉からとったもの。

「なにかものを作った時に祖母に見せると、よく『までいに作ったこと』と言ってくれていたんです。その当時は言葉の意味まではわからなかったけど、大人になって改めてそういう意味で褒めてくれてたのか、とわかって。その時にこの言葉がすごく好きになって、そんなお店になればという想いを込めてつけました」

手間ひまかけたものの心地よさを大事にしたい、という礒さん。
なにかと忙しい年末年始、丁寧に作られた料理と空間で「までい」に過ごすひとときはいかがですか?
なにかと忙しい年末年始、丁寧に作られた料理と空間で「までい」に過ごすひとときはいかがですか?
ごはん×カフェ madei(ゴハンカフェ マデイ)
03-6802-4590
朝ごはん/8:00~10:30、昼ごはん/11:30~なくなり次第終了、お茶/14:30~18:00(L.O.17:30 )
月曜、第1・3火曜(月曜祝日の場合は営業、翌火曜休み)

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
文:鈴木 愛美 写真:青柳 喬