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2017.01.19
ピリ辛トマトスープにとろ〜りチーズがやみつき。世代を超えて愛され続ける「ア・ラ・モンタン」
※こちらの記事は2017年1月19日に公開されたものです 昔ながらの小さな飲食店や雑貨屋さんがひしめく岩手県盛岡市桜山エリア。その一角に、50年変わらない名物スパゲティ「ア・ラ・モンタン」のお店があります。2階の大きな窓から眺める四季折々の景色とともに、世代を超えて愛され続ける「盛岡の味」を堪能しませんか。

まかないから始まった名物メニュー「ア・ラ・モンタン」

創業当時から変わらない「モンタン」の店名ロゴ
JR盛岡駅東口から歩いて20分ほど。「盛岡城跡公園」の向かい、桜山神社の参道近くに店を構える「モンタン」。 この店の名物メニュー「ア・ラ・モンタン」が生まれたのは、およそ50年前。ジャズ・シャンソン喫茶として営業していた「モンタン」が、飲みすぎたバンドマンのために「二日酔いに効果がある」と言われていたトマトジュースを使ってスープスパゲッティを作ったのが始まりでした。 当初はまかない用でしたが、おいしさが評判になりいつしか店の看板メニューに。モンタンはその後一度閉店してしまいますが、スタッフだった小川久一さんが独立し、のちに店名と「ア・ラ・モンタン」を継承。現在は息子さんである竜介さんとともにその味を守り継いでいます。

世代を超えて愛される「そうそう、この味!」

「ア・ラ・モンタン」(Mサイズ・750円)。ケーキ・コーヒーセット600円
トマトジュースをベースにしたピリ辛のスープと、太めの特注スパゲッティが特徴の「ア・ラ・モンタン(Mサイズ750円)」。たっぷりの粉チーズがとろけた、熱々の状態で提供されます。 ほんのりと酸味のあるピリ辛トマトスープにはうまみがたっぷり。溶けたチーズ、柔らかい太麺との相性もよく、最後の一滴まで飲み干してしまうおいしさです。
2世代、3世代にわたって食べに来る常連客も多く、転勤等で盛岡を離れた人が「この味」を懐かしんで訪れることも珍しくないそう。

2階には、移ろいゆく季節を眺める特等席
大きな窓があり開放的で温かみのある2階席
2階席から見える景色も「モンタン」の魅力。 池に面した窓際席からは、春の桜や夏の緑、秋には紅葉、そして冬は雪景色と、季節折々の表情を楽しむことができます。 本格イタリアンとはまた違うおいしさ、魅力がある「ア・ラ・モンタン」。半世紀にわたり地元で愛され続けている「盛岡の味」を、ぜひ堪能してみてください。

モンタン
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西塚翔子
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