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2017.02.25
今、カフェ好きのあいだで話題の町―鹿沼の人気店4選
鹿沼組子をはじめとする木工品で有名な栃木県鹿沼市。じつは隠れ家カフェや人気スイーツが味わえるお店が続々オープンしている注目のエリアなんです。 鹿沼の過ごしやすさに魅了され、県内外からこの町に集った若者たちが営むカフェには、こだわりが光るメニューや、内装のかわいらしさから、多くの人が足を運んでいます。 今回はそんな鹿沼でとくに人気の4店を厳選。それぞれのおすすめメニューとともにご紹介します。

秘密基地のような空間で味わうユニークな料理「アンリロ」

新鹿沼駅から歩いて約15分。細い路地の奥にたたずむ「AN-RIZ-L'EAU(アンリロ)」は、古い家屋をリノベーションした隠れ家カフェです。鹿沼産を中心とした旬の野菜を、煮る、焼く、揚げると、さまざまな調理法で提供。梨とキュウリをあえた和梨ハーブマリネや、ゴボウの照り焼きなど、ユニークなメニューが並びます。名物は、エビフライのようなかたちをした「ニンジンフライ」。とろみのある独特の食感と、グラッセともまた違う素材そのものの甘みを活かした味わいです。

ニンジンフライものっている「アンプレート」(1100円)


AN-RIZ-L'EAU
アンリロ

鹿沼カフェブームの火付け役「Cafē 饗茶庵」

古民家をリノベーションしたカフェが多い鹿沼ですが、そのパイオニアともいえるお店が「Cafē 饗茶庵」。新鹿沼駅から徒歩15分、アンリロのすぐ近くにあるカフェです。オーナー風間さんの自宅を改装して1999年にオープンしました。ノスタルジックな雰囲気の店内は、居心地がよく、つい時間を忘れてしまいそうです。 ここの人気メニューは、オムライス。ふわふわ半熟オムライスの上に、ピリッとスパイスの効いたカレーがかかった大人の一品です。 本棚には小説や雑誌がずらりと並んでいます。おいしいランチやコーヒーをいただきながら、ゆったり読書タイムを過ごしませんか?

「オムライム ドリンク付き」(1620円)

Cafē 饗茶庵
カフェキョウチャアン

こだわりのコーヒーが飲めるレトロカフェ「日光珈琲 朱雀」

新鹿沼駅から歩いて10分の「日光珈琲 朱雀」は、廃屋だった一軒家を改装した古民家カフェです。レトロな空間でおいしいコーヒーや軽食、スイーツが楽しめます。鹿沼産のそば粉を使ったガレットは、カリッ、モチッとした生地に、半熟卵とほくほくの根菜が相性ばっちり。 また、朱雀のコーヒーは、香りと風味を逃さないため、お店で挽きたての豆で淹れています。厳選されたコーヒー豆はどれもコク深い味わい。テイクアウトもOKなので時間がないときもぜひ利用してみて。

「そば粉のガレット ドリンク付」(1100円)

日光珈琲 朱雀
ニッコウコーヒースザク

養蜂園のはちみつを使ったメニューが楽しめる「ハニービー」

新鹿沼駅から徒歩15分ほどのところにある「Honey B(ハニービー)」は、スイーツをはじめドリンクや料理まではちみつを使用している少し珍しいカフェ。1920年創業の老舗養蜂園が営むお店です。オープン当初から不動の人気が、しっとりとした生地に、濃厚なはちみつがかかったパンケーキ。とくに「ハニー木の実パンケーキ」は、ナッツの食感がアクセントになっており、しつこすぎないクリームとよく合います。かわいいラテアートを施してくれるハニーラテといっしょに召し上がれ。

「ハニー木の実パンケーキ」(880円)

Honey B
ハニービー
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国府田 智(クレッシェント)
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