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2025.11.24
週末、ちょっとだけ遠くへ。都心から2時間の別天地「鬼怒川温泉」で絶景をめぐるリフレッシュさんぽ
都心から離れすぎず、近すぎず。浅草や北千住から直通で行ける鬼怒川温泉は、ふらりと出かけるリフレッシュ旅にぴったりです。街を歩けば、渓谷美が際立つ絶景スポットがたくさん。わざわざ食べに行きたい名物グルメや、気軽に入れる無料の足湯、間近で眺められる希少なSL転車台もあり、多彩な魅力であふれています。週末、ちょっとだけ遠くへ。鬼怒川でのんびり癒やしのひとときを。
鬼怒川温泉ロープウェイで絶景パワースポットへ
渓谷の山並みを眺めてランチ「足湯カフェ エスポ」
巨大な鬼の階段絵に心躍る「ふれあい橋」
ハイセンスな焼き菓子がそろう「金谷菓子本舗」
鬼怒川温泉ロープウェイで絶景パワースポットへ

棍棒を構えた鬼の像「鬼怒太(きぬた)」は、鬼怒川のシンボル的な存在
鬼怒川温泉の旅は、改札を抜けた瞬間から始まります。駅前では鬼の銅像がお出迎え。この像は、栃木県益子町の陶壁作家・藤原郁三さんによって制作されたもの。「邪気を払い福を招く」存在として温泉街の各所に点在する“七福邪鬼”のひとつです。 ちょっぴり怖そう。でもどこか憎めない表情にほっこり和みます。


山頂に着いたら、まずは展望台へ向かいましょう。デッキに立てば、山々が幾重にもかさなり合う、壮大な眺めが広がります。空気が澄んだ日には、なんと東京スカイツリーまで見渡せることも。思わず深呼吸したくなるような、清々しい開放感に包まれます。

渓谷の山並みを眺めてランチ「足湯カフェ エスポ」

無料のタオル貸し出しサービスもあり、手ぶらで立ち寄れる
ロープウェイでの空中散歩を楽しんだあとは、鬼怒川温泉唯一の足湯カフェ「エスポ」でひと休み。こちらは「ホテルサンシャイン鬼怒川」に併設されたカフェ。宿泊者以外も気軽に利用できます。 足湯スペースは屋外にありながら、深い軒に守られた造り。雨の日も雪の日も、強い日差しの日も安心です。


「那須野ヶ原牛ごろごろカレー」サラダ付き(1500円)
ランチにおすすめなのが、ホテルの料理長が手がけた「那須野ヶ原牛ごろごろカレー」。やさしい辛さで食べやすく、地元のブランド牛がごろごろ入っています。 大きなお肉は、ほろりと崩れるほどのやわらかさ。ひと口頬ばれば、旨味たっぷりのお肉とスパイシーなカレーが合わさり、幸せのハーモニーを奏でます。

「珈琲モンブラン」単品(900円)
「足湯カフェ espo(エスポ)」の詳細はこちら
巨大な鬼の階段絵に心躍る「ふれあい橋」

階段全体をキャンバスにした「鬼の階段絵」
お腹が満たされたら、アートな絶景スポットに向かいましょう。 鬼怒川温泉駅から歩いて15分ほど。渓谷をまたぐように架かる「ふれあい橋」は、1999年に誕生した歩行者専用の橋。左岸側の階段には、高さ45メートルの巨大な「鬼怒太」が、橋を見下ろすように描かれています。 「鬼怒太」が描かれた階段を、上ったり下りたりする人の姿もまた、この場所ならではのユニークな光景。

橋の上から眺める景色は大自然そのもの
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安藤美紀
Writer
安藤美紀

湘南を拠点に全国を旅するフリーライター。執筆した記事は1000以上。温泉の資格も複数保持。
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