週末、ちょっとだけ遠くへ。都心から2時間の別天地「鬼怒川温泉」で絶景をめぐるリフレッシュさんぽ
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週末、ちょっとだけ遠くへ。都心から2時間の別天地「鬼怒川温泉」で絶景をめぐるリフレッシュさんぽ

都心から離れすぎず、近すぎず。浅草や北千住から直通で行ける鬼怒川温泉は、ふらりと出かけるリフレッシュ旅にぴったりです。街を歩けば、渓谷美が際立つ絶景スポットがたくさん。わざわざ食べに行きたい名物グルメや、気軽に入れる無料の足湯、間近で眺められる希少なSL転車台もあり、多彩な魅力であふれています。週末、ちょっとだけ遠くへ。鬼怒川でのんびり癒やしのひとときを。

Contents
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    鬼怒川温泉ロープウェイで絶景パワースポットへ

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    渓谷の山並みを眺めてランチ「足湯カフェ エスポ」

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    巨大な鬼の階段絵に心躍る「ふれあい橋」

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    ハイセンスな焼き菓子がそろう「金谷菓子本舗」

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鬼怒川温泉ロープウェイで絶景パワースポットへ

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棍棒を構えた鬼の像「鬼怒太(きぬた)」は、鬼怒川のシンボル的な存在

鬼怒川温泉の旅は、改札を抜けた瞬間から始まります。駅前では鬼の銅像がお出迎え。この像は、栃木県益子町の陶壁作家・藤原郁三さんによって制作されたもの。「邪気を払い福を招く」存在として温泉街の各所に点在する“七福邪鬼”のひとつです。 ちょっぴり怖そう。でもどこか憎めない表情にほっこり和みます。

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「鬼怒太」に見送られ、駅近く(鬼怒川ライン下り)から無料のシャトルバスで鬼怒川ロープウェイへ。標高差約300mを約4分で駆け上がる空中散歩の始まりです。眼下に広がるのは、森の緑と、次第に小さくなっていく温泉街の街なみ。ゴンドラが高度を上げるにつれ、視界がぐんと開け、景色もみるみる変わっていきます。
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山頂に着いたら、まずは展望台へ向かいましょう。デッキに立てば、山々が幾重にもかさなり合う、壮大な眺めが広がります。空気が澄んだ日には、なんと東京スカイツリーまで見渡せることも。思わず深呼吸したくなるような、清々しい開放感に包まれます。

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絶景を眺めたあとは、すぐそばの温泉神社に参拝。参道の入り口には、二体の竜が黄金の玉を抱えたブロンズ製の「双龍門」が立ち、訪れる人の目を引きます。神秘的で、どこかミステリアス……。「願いを込めてこの門をくぐれば、竜が金の玉を天へ届けてくれる」そんな噂もあります。
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渓谷の山並みを眺めてランチ「足湯カフェ エスポ」

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無料のタオル貸し出しサービスもあり、手ぶらで立ち寄れる

ロープウェイでの空中散歩を楽しんだあとは、鬼怒川温泉唯一の足湯カフェ「エスポ」でひと休み。こちらは「ホテルサンシャイン鬼怒川」に併設されたカフェ。宿泊者以外も気軽に利用できます。 足湯スペースは屋外にありながら、深い軒に守られた造り。雨の日も雪の日も、強い日差しの日も安心です。

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「エスポ」の魅力は、なんといっても足湯に浸かりながら、鬼怒川の観光名所を一望できること。目の前には、渓谷をまたぐ「鬼怒楯岩大吊橋」が架かり、その奥には季節の色をまとった山並み続きます。
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「那須野ヶ原牛ごろごろカレー」サラダ付き(1500円)

ランチにおすすめなのが、ホテルの料理長が手がけた「那須野ヶ原牛ごろごろカレー」。やさしい辛さで食べやすく、地元のブランド牛がごろごろ入っています。 大きなお肉は、ほろりと崩れるほどのやわらかさ。ひと口頬ばれば、旨味たっぷりのお肉とスパイシーなカレーが合わさり、幸せのハーモニーを奏でます。

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「珈琲モンブラン」単品(900円)

食後のデザートに選んだのは、注文ごとに仕上げる「珈琲モンブラン」。絞りたてのモンブランペーストは、空気をたっぷり含んでいて、エアリーな口当たりです。中には、高級ソフトクリームと自家製コーヒーゼリーがイン。ぷるんと弾むゼリーの食感がアクセントになり、最後のひと口までおいしい♪

「足湯カフェ espo(エスポ)」の詳細はこちら

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巨大な鬼の階段絵に心躍る「ふれあい橋」

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階段全体をキャンバスにした「鬼の階段絵」

お腹が満たされたら、アートな絶景スポットに向かいましょう。 鬼怒川温泉駅から歩いて15分ほど。渓谷をまたぐように架かる「ふれあい橋」は、1999年に誕生した歩行者専用の橋。左岸側の階段には、高さ45メートルの巨大な「鬼怒太」が、橋を見下ろすように描かれています。 「鬼怒太」が描かれた階段を、上ったり下りたりする人の姿もまた、この場所ならではのユニークな光景。

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橋の上から眺める景色は大自然そのもの

「鬼の階段絵」もさることながら、ふれあい橋からの眺めがまた美しい。橋の中央に立つと、鬼怒川の渓谷が視界いっぱいに広がります。下をのぞけば、岩のあいだをぬって流れる川の音が聞こえ、両側には温泉街の建物がちらほら。さわやかな風が吹き抜けて、気分爽快なさんぽが楽しめます。
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安藤美紀

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湘南を拠点に全国を旅するフリーライター。執筆した記事は1000以上。温泉の資格も複数保持。

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