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2017.02.15
クレヨンみたいなマカロンや、パフェのようなグラススイーツも。心ときめく洋菓子に出会えるパティスリー
※こちらの記事は2017年1月7日に公開されたものです 食べるのが惜しくなるほどキュートなスイーツで、最近注目を集めている東陽町「Éclat des jours(エクラデジュール)」。フランス語で“特別な一日”を意味する名をもつ、魅惑のパティスリーを訪ねてみました。
あまいスイーツの香りに誘われて

冷生菓子から焼菓子まで、奥の工房ですべて手作りしている
東陽町駅1番出口から徒歩4分ほど。四ッ目通りから路地に入ると、住宅地のなかにひっそりと建つ「エクラデジュール」。店頭に立てば、中から菓子を焼く香りがふんわり漂ってきます。 お店に入ると、正面のショーケースから彩ゆたかなスイーツがお出迎え。レジカウンターの奥にある工房に目をやれば、10人近くのパティシエたちが手際よく作業する様子がうかがえます。彼らを束ねるオーナーは、国内外のコンクールで多数の受賞歴をもつ中山洋平さんです。

丁寧に仕上げられたスイーツにうっとり
クレヨンみたいな「マカヨン」は本場仕込みのマカロン

右からバニラ、ピスタチオ、ブルーベリー、マンゴーとパッション、木苺、チョコレート70%の6種
北青山や銀座、フランス・パリなどにある個人経営店や有名ホテルで、パティシエとして修業を積んだ中山さん。自身の地元である東陽町で開いた「エクラデジュール」は、フランス仕込みの本格派パティスリーとして、この町では異彩を放つ存在です。 パティシエの手にかかれば、定番の焼菓子“マカロン”もキュートに大変身。華やかな色あいの「マカヨン」(2000円)はスティック状のマカロンで、生地の色に合わせたフルーツピューレとフランス産チョコレートのガナッシュを挟んだものです。味もさることながら、クレヨンに見立てたフォルムやパッケージがユニークで、贈り物にも喜ばれそうですね。
スプーンでいただく新感覚のグラススイーツ

パフェのような 「ショートケーキベリンヌ」(520円)
自由な発想から生まれるオリジナルスイーツは「マカヨン」にかぎりません。ショートケーキやモンブランなど、おなじみの洋菓子をグラスにつめた独創的な「ヴェリーヌ」もお店の看板メニューです。 旬の苺をふんだんに使った「ショートケーキベリンヌ」は苺ソースの上に、苺や角切りスポンジ、生クリームを層状に重ねたもの。トロリとゆるめに泡立てた生クリームとフレッシュな苺ソース、ともに余すことなく楽しめるのは、グラス入りの「ヴェリーヌ」ならではです。
毎日20種類並ぶパンもお見逃しなく

デニッシュ類が充実。オーナーの実家は“あんぱん”で有名なベーカリー「ナカヤ」(南砂町)だとか

「メレンゲがのったクラシックなレモンタルト」(350円)と「クロワッサン生地にレーズンを挟んだパン」(220円)
常時30種類ほどそろうスイーツはもちろん、ショーケースの上にずらりと並んだパンも人気です。クロワッサンなどオーソドックスなパンから、クリームをのせたタルトや果物たっぷりのデニッシュまで、種類豊富なラインナップも魅力です。持ち運びしやすく散策中のおやつにもぴったりですよ。 友人と楽しむおやつや自分へのささやかなご褒美をさがしに「エクラデジュール」へ足を運んでみてはいかが?
Éclat des jours
エクラデジュール
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青木 萌
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