
146
2015.08.12
宝石のようなフルーツたっぷり♪小さなフランス洋菓子店「レクランド ユミコ」
※こちらの記事は2015年8月12日に公開したものです。 名古屋・池下の「L'ECRIN DE YUMIKO(レクランド ユミコ)」は今年の4月に女性オーナーが開店したフランス洋菓子店。素材にこだわった華やかな味わいのスイーツを、クラシカルな空間で優雅に味わえます。
宝石箱のような佇まいがきれいなフランス菓子店

地下鉄東山線池下駅より北へ徒歩10分。予約の取れないイタリアンやベーカリーの有名店が点在するエリアに、2015年4月、フランス菓子店「L'ECRIN DE YUMIKO」が開店しました。 笑顔がすてきなオーナーシェフの岸裕美子さんは、フランス留学を経てから、名古屋や大阪、東京などで修行を重ね、故郷の名古屋でフランス菓子店を開きました。店名はフランス語で「ユミコの宝石箱」を意味し、「宝石箱を覗きこんだときのように、キラキラした瞳でスイーツを選んでほしい」という思いがこめられています。 お店も「宝石箱」をイメージしてデザイン。タイル貼りのクラシカルな外観がひときわ目を引きます。

コロンと可愛らしく、華やかな味わいのスイーツ

手前「シャルマン」(540円),奥「ミルフィーユフィグ キャラメル」(570円)
大理石のショーケースには、見た目も華やかなケーキやタルトなどが並べられています。 香り豊かでリッチな味わいに仕上げられたフランス風のスイーツは、生地には発酵バターなどを贅沢に使い、小ぶりながらもしっかりと食べごたえがあります。 素材にもこだわりがあり、スイーツに使う卵は栄養のあるエサを食べて育った鶏が産んだ甘みとコクの強い「ネッカリッチのたまご」。チョコレートはフランス産のものを厳選して仕入れています。また、「アルマニャック ナポレオン」「マールドシャンパーニュ」などの高級酒を、味わいをぐっと深めるアクセントとして使っているのだそう。 お店の看板メニューは「ミルフィーユフィグキャラメル」と「シャルマン」。パイ生地にキャラメルのクリームといちじくのコンポート「ミルフィーユフィグ キャラメル」は、隠し味に「マールドシャンパーニュ」が効いています。ピンク色で丸いフォルムがキュートな「シャルマン」は甘酸っぱいベリーのムースに閉じ込められたバラの香りとホワイトチョコレートがポイント。華やかさが感じられるケーキです。 また、メレンゲを使ったお菓子やマドレーヌなどの香り高いフランス風の焼き菓子も、手みやげに人気です。

手前「ムラング ココ」(420円)
瑞々しいフルーツがたっぷり乗った季節の逸品

季節のフルーツを主役にしたスイーツも人気です。フルーツは国産のものにこだわり、そのとき一番おいしい産地のものをセレクト。おいしいフルーツを見つけてから、ケーキのレシピを考えます。 この夏はアップルマンゴーをたっぷり使った「グレームマングー」(570円)、パッションとマンゴーのクリーム、ココナッツグリエとピスタチオのザクザクとしたホワイトチョコレートに、完熟パイナップルが乗ったタルト「アナナス」560円、浜松産のブルーベリーが乗った「フロマージュミルティーユ」(580円)などがおすすめです。 今回は「グレームマングー」をいただきました。ココナッツの香りとサワークリームの酸味が絶妙なバランスで配合されているなめらかなプリンです。その上には、果肉感たっぷりのアップルマンゴーがあふれんばかりに盛られています。酸味のあるジュレや果肉にミントのコンフィチュールが、マンゴーのジューシーさにさわやかさをプラス。暑い日でもすっきり味わえます。 イートインスペースは白を基調とした落ち着いた空間で、つい長居してしまいそう。スイーツに合わせたオリジナル焙煎のコーヒーがあるほか、紅茶はソムリエがセレクトしたものや、シンガポールから取り寄せたものなど豊富に揃います。ワインやシャンパンもあるので、休日は少し大人なスイーツタイムを過ごしてみてはいかがですか。

L'ECRIN DE YUMIKO
レクランドユミコ
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
村田明音
スイーツ・お菓子
の人気記事
の人気記事







































