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2025.08.21
お風呂をリノベーションしたカフェで、のんびりスイーツ&足湯タイム。愛知・西浦温泉「温泉喫茶sinonome」
愛知・三河湾に面した海辺のリゾート地、西浦温泉。夏は海水浴などマリンレジャーを楽しむ人々でにぎわう温泉地にオープンした、足湯カフェをご紹介します。カフェがあるのはホテルの大浴場。目の前に海が広がるロケーションを活かした大浴場をリノベーションして作り上げていて、脱衣所を本棚にしたり、浴槽の段差を活かしてベンチにしたりとお風呂の面影がそのまま。海を眺めながらのんびりとスイーツやコーヒーを楽しむことができますよ。
三河湾に面した風光明媚な温泉地、西浦温泉へ
海沿いにヤシの木並木が続く、西浦シーサイドロード
愛知県蒲郡市にある西浦温泉は、穏やかな海と自然が広がる温泉地。三河湾に突き出た西浦半島の先端に位置し、砂浜の海水浴場や漁場などもあることから夏は多くの人でにぎわうリゾート地です。西浦温泉へと続く海岸沿いの道は、ヤシの並木道が続いていて、まるで海外のような雰囲気。「ガマフォルニア」とも呼ばれフォトスポットにもなっています。
西浦パームビーチと西浦温泉街
ホテル「銀波荘」の中にある大浴場の暖簾をくぐって
脱衣所をリメイクしたライブラリースペース
「温泉喫茶sinonome」は、「銀波荘」の大浴場をリノベーションして作り上げた憩いの空間。男湯と女湯に分かれていた大浴場がそれぞれ雰囲気の異なるカフェスペースになっていて、店名にもなっている東雲(しののめ)色で統一されています。脱衣所の棚は本を並べてライブラリースペースに。大浴場の間取りや設備をそのまま生かしたインテリアが特徴です。
壁面はすべて東雲色で統一
地元の名物を使った、スイーツやドリンクを取り揃えて
「東雲クリームソーダ」(950円)
ここで楽しめるのはこの場所でしか楽しめないものをと作り上げたドリンクやスイーツ。なかでも名物は、グラデーションがきれいなクリームソーダ。店名の東雲とは、朝日が昇る頃の薄明るい東の空の様子を指す言葉で、夕焼けとはまた違った優しい空色。その色をクリームソーダで表現しました。桃とバタフライピーのシロップを使うことで色の変化も楽しめるようになっています。
「ワッフルプレート西尾抹茶とみかん餡」(1200円)
露天風呂は足湯に。波音を聞きながら寛いで
大浴場だった店内から外に出ると、露天風呂をリメイクした足湯があり、波音を聞きながらゆったり過ごすことができますよ。ここからそのまま海岸へと降りることもでき、海岸からお店に訪れる人も。ホテルの宿泊者はもちろん、誰でも気軽に立ち寄ることができるようになっています。
温泉喫茶 si no no me
オンセンキッサシノノメ
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Writer
田口真由美

好物は古いものと発酵したもの。名古屋を拠点に町や人、美味しいものを訪ねる日々を過ごしています。
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