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2017.06.08
1口ごとに新食感のクロワッサン!パリ風モーニングを楽しめる代々木八幡「PATH」|by PARIS mag
毎日の暮らしのなかで少しだけ心が弾むような豊かさをお届けするWEBマガジンPARIS mag(パリマグ)から、パリの朝食気分を味わえるお店をご紹介します。
ガラス張りの外観が目印
代々木公園駅から歩いてすぐの大通りに面した場所にあるビストロ「PATH(パス)」。
自家製酵母で作っているこだわりのパン
お店に入るとふわりとパンのいい香りが漂います。カウンターの上にはクロワッサン、カンパーニュなどの自家製酵母で作るパンと、フィナンシェ、マドレーヌといった焼き菓子。
テイクアウトもできるので、通勤前にも気軽に立ち寄れます。駅への道に面しているので、忙しい朝においしいパンをゲットできる絶好スポットです。
パリの朝食気分を味わえるお店
『PATH』は渋谷にあるビストロ「ROJIURA」のオーナー原さん(写真右)と、フランスで修行したパティシエの後藤さん(写真左)によるお店です。
ここはお2人がやりたいこと、作りたいものがたくさん反映されています。そのひとつが、パリでよく見かけるカフェでクロワッサンとカフェラテを食べるゆっくりとした朝。「それを日本でもやりたい!」と思ってクロワッサンを作り始めたとか。「PATH」は朝の時間をちょっと優雅に気持ちよく過ごすパリジェンヌ気分を味わえるのです。
看板メニューのクロワッサンと、フルーティーなサラダ
今回は、人気のモーニング「クロワッサン」と「ケール、キヌア、ザクロのサラダ(Lサイズ)」をいただきました。鮮やかな見た目が食欲をそそります。
クロワッサンはカウンターに置いてある手動のシーターでひとつひとつ丁寧に作られています。そのため、1日に作れる数に限りがあり、お昼前には売り切れてしまうことも多々あるそう。
パリパリの皮の中には、もっちりとバターの甘みが詰まっています。その重厚感を楽しんでいるうちに、パンの端のカリカリ部分に到達。この部分もおいしいなと味わっていると、今度はエアリーな皮だけの部分が出てきて…とひとつのパンを食べているのに様々な食感に出会います。 『PATH』では手づくりだからこそ生まれるパンの「個性」を大事にしているそう。手作りゆえの均一ではない厚さが、さまざまな食感との出会いを生み出しているのです。
サラダの上にはキラキラ輝くザクロが。酸っぱいイメージもあるザクロだけど、このサラダに使われているものはとっても甘い!キヌアの食感、野菜それぞれの甘みも一緒に味わえる、フルーティーなサラダです。Lサイズを頼んで彼や友達とシェアしても、Mサイズをひとりで味わいつくしても◎。
シンプルだからこそ味わえる、素材の組み合せのおいしさ
こちらは「自家製ハムとカマンベールのサンドイッチ」もいただきました。素材もできる限り手づくりするというこだわりから、ハムも自家製。
目にもおいしそうなボリューミーな見た目。ガブリと噛み付くと、ミルキーなカマンベールとさっぱりながらも肉の甘みのあるハム、そして癖のないカンパーニュが口の中に広がります。素材同士がお互いを引き立っているかのような味。すぐに次の1口を食べたくなるくらい、とってもおいしい! 誰でも食べやすいように、と酸味のない優しいカンパーニュを作っているそうです。
このサンドイッチも、カマンベールが多い部分やコショウが利いている部分…と様々な食感を楽しめるよう計算しているとか。さまざまな発見があり、まるでエンターテイメントのよう。
「PATH」は毎朝モーニングを食べにくる人、家族で立ち寄ってパンをテイクアウトする人など、近所の方々にも愛されています。取材で伺った日も、「こんにちは!」と多くの人たちが笑顔で挨拶する姿が見受けられました。 楽しく食べられる自家製パンのモーニングメニューを楽しめる、地域に根付くお店「PATH」。パリジェンヌ気分を味わいに訪れてみてはいかがですか?
PATH
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PARISmag編集部
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