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2015.07.27
旬のフルーツがきらめくタルトを開放的なテラス席でいただきます
仙台のおしゃれなエリアに建つこちらのパティスリーでは、ジューシーな季節のフルーツをふんだんに使ったタルトが人気です。緑に囲まれた広々としたテラス席で、心地良いカフェタイムを楽しみましょう。
種類豊富な季節のタルト
仙台市地下鉄南北線の広瀬通駅から徒歩2分。クリスロード商店街のアーケード裏の、おしゃれなレストランやアパレルショップが建ち並ぶ一角に、「キル フェ ボン仙台」はあります。生き生きと輝くグリーンに囲まれたテラス席と白い外観が目印です。
甘酸っぱいクリームで囲まれた「桃とチーズのタルト(1ピース785円)」は、8月の限定タルト
お店の中に入ると、まず目に飛び込んでくるのは色とりどりのタルトが並ぶショーケース。「キル フェ ボン」では、常時20種類ほどのタルトがそろい、期間限定のシーズンメニューが7割を占めています。夏らしいマンゴーのタルトや、みずみずしい桃のタルト、鮮やかな赤色が美しいベリーのタルトなど、どれも華やかで目移りしてしまいます。店内でいただくのはもちろん、テイクアウトもできるので手みやげにもおすすめ。カラフルなフルーツのタルトに、箱を開けた瞬間わあっと歓声があがりそうです。
デコラトリスが手がけるこだわりの空間
「キル フェ ボン」は全国に11店舗あり、店舗内外のディスプレイなどは、すべて「デコラトリス」と呼ばれる専属スタッフの手作りです。
陽が差し込むと、店内にブルーの淡い影が揺らめきます
温かみのあるライトに照らされたカフェスペースには、ブリキのテーブルセットが並びます。鮮やかな花柄のテーブルクロスがかけられ、ほのぼのとした雰囲気はまるで南仏の農村の家のよう。 取材に訪れたのは、太陽がきらめく暑い夏の日。季節に合わせて大きなガラス窓にデコレーションされた魚の群れを眺めていると、涼やかな海風に包まれたような気持ちになります。
広々としたテラス席が特徴の仙台店。オリーブなどの大きな木々に囲まれた、緑が美しい空間が広がっています。通りからの視線を気にすることなく、開放感に満ちたカフェタイムを過ごすことができますよ。 各テーブルがゆったりと置かれているので、友達とおしゃべりをしたり、一人でのんびり過ごしたりと、思い思いの時間を楽しめます。
仙台店限定タルトでカフェタイム
この日いただいたのは、8月までの期間限定メニュー「ミックスベリーのタルト~ハイビスカス&ローズヒップティー風味~」(1ピース762円)。イチゴ、カシス、赤スグリなどの6種類のベリーをハイビスカスとローズヒップのジュレでコーティングした、夏にぴったりの甘酸っぱいタルトです。フルーツの下は、ヨーグルトとベリーのムースの2層になっています。2種類のさわやかなムースと、6種類のベリーが口の中で華やかに重なり合い、最後の一口まで食べ飽きることなく楽しむことができます。 こちらは仙台店限定ということもあり、このタルトを目当てに県外から訪れるお客さんもいるそうです。 タルトのおともには、紅茶「キルフェボンスペシャリテ」(648円)をセレクト。渋みを押さえたすっきりとした味なので、ベリーのさわやかな酸味が引き立ちます。
もうひとつおすすめは、旬のフルーツ10種を盛り付けた「季節のフルーツタルト」(1ピース718円)です。夏の間は、ブドウやグレープフルーツなど、さわやかな味のフルーツをトッピング。タルト台はほんのり塩気の効いたパイ生地で、フルーツの味が際立つように工夫されています。
「キル フェ ボン」はフランス語で“なんていい陽気なんだろう”という意味。どんな時でも晴れた日のような明るい気持ちになって欲しい、そんな思いが込められているそうです。 この夏は、街角のテラスで季節感あふれるタルトを味わってみませんか。フルーツがキラキラきらめくタルトに思わず笑みもこぼれるはずですよ。
キル フェ ボン仙台
キルフェボンせんだい
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星マチコ 写真:板元義和
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