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2017.07.13
不思議なアートに出会う夏。カメラ片手に佐久島へ
※こちらの記事は、2017年7月13日に公開されたものです。 愛知県・一色港からフェリーで約25分。 あちらこちらにアート作品がある不思議な世界「佐久島」は、思わず写真を撮りたくなる風景が広がっています。 今回は、この夏の旅先にオススメしたい「佐久島」の魅力をご紹介します。
アートの島「佐久島」とは
「カモメの駐車場」
愛知県にある離島「佐久島」は、豊かな自然の中に野外アートが点在する“アートの島”として知られています。島の自然環境や景観を活かして制作・展示されたアートは、どれもフォトジェニック。 自然に囲まれ、ビルも商店街も信号機もなく、のんびりとした時間が流れる島の雰囲気も素敵です。
フェリーの時刻表はこちら
自然を感じる佐久島アートめぐり
箱の中に入れる「おひるねハウス」
雨が降っても船は出せますが、風が強いと船が出せません。風の強さや方角は、島の生活に大きく影響するのです。そんな佐久島らしい、風を感じるアートに注目。 壮大な海を目の前に、石積み堤防の上で60羽のカモメが風を見る「カモメの駐車場」や、ポツリと佇む「おひるねハウス」は、箱の中を抜ける潮風を感じることができます。
真っ白な東屋「イーストハウス」
「イーストハウス」
「おひるねハウス」の対岸にある真っ白な2つの東屋「イーストハウス」もフォトジェニックなスポットのひとつ。 風が吹いていない日ならば、階段で屋上に上がり、目の前に広がる景色を独り占めすることもできます。
白い箱をつなぐ長い通路
ふたつの白い箱をつなぐ長い通路は、実はベンチなのだそう。夕暮れ時には、ここに座って佐久島で過ごした1日をぼーっと振り返るのもいいですね。
ここにしかない懐かしい風景
路地に入ると、木製のガラス引き戸や古い看板が残されていて、まるで昭和時代にタイムスリップしたような雰囲気が広がります。 黒壁が続く集落は、潮風から家屋を守るためコールタールを塗っていた名残り。かつて「三河の黒真珠」と呼ばれていた風景を、今も見ることができます。
島カフェでほっとひといき
佐久島には、若いオーナー達が営むカフェがちらほら。元々は島の住民ではなく、佐久島に移住してカフェを始めたのだそう。 「Cafe OLEGALE」は、友達の家におじゃましてるかのような、優しい雰囲気のお店。素潜り漁師が獲った新鮮な魚介と島の野菜を使ったランチメニューや、野菜のかき氷など、体に優しいメニューがそろいます。
Cafe OLEGALE
カフェ オレガレ
黒壁の集落のはずれにある「カフェ百一」は、古民家を改装したカフェ。 二階の窓からは佐久島の海を一望できます。 レトロ雰囲気の落ち着いた空間で、自家焙煎珈琲とスイーツをいただきながら海を眺めて至福の時間を過ごしましょう。 撮った写真を見返しながらアート旅をふり返るのもいいですね。
カフェ 百一
カフェヒャクイチ
木に囲まれた入口がわくわくした気持ちをかきたてる「Oyaoya cafe もんぺまるけ」。 古民家の昔ながらの雰囲気をそのまま残したような店内は、あちらこちらに懐かしさを感じさせる雑貨や家具が。 こちらのカフェでは、島の素材を使用したスイーツがいただけます。 自家栽培の野菜や島で採れた素材を使った「Oyaoya(おやおや)和菓子の3種盛り」は、手作りの優しさが味わえる、和スイーツ。ぜひ味わってみて。
Oyaoya cafe もんぺまるけ
オヤオヤカフェモンペマルケ
島めぐりは自転車がおすすめ
佐久島にはバスなどの交通機関がありません。たくさんのアートや景色を見て回りたい人は、自転車を利用するのがおすすめ。佐久島は自転車で2時間ほどで、島をぐるっと一周できます。 東西それぞれの港の近くでレンタルできますよ。 *** いかがでしたか? ゆったりとした時間が過ごせるアートな島「佐久島」。 今年の夏は、カメラを持って島旅に出かけてみませんか?
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ことりっぷ編集部
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