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2015.09.07
お腹も心も満たされる♪女性らしいこまやかさとセンスが光る手作りカフェ
※こちらの記事は2015年9月7日に公開されたものです。 新宿御苑の緑に沿った静かな通りに面する「BOWLS cafe(ボウルズ・カフェ)」。 店内の塗装もデザインもすべて手作りというこちらのお店は、居心地の良い洗練された空間です。
一から自分たちで作り上げたお店
明るい陽射しが注ぎ、木のぬくもりを感じられる店内
地下鉄・新宿三丁目駅から歩いて数分、新宿の喧騒から少し離れたところにたたずむ「BOWLS cafe」。10坪ほどのこぢんまりとしたお店ながら、曜日や時間を問わずお客さんでにぎわっています。 テラス席には白い椅子とグリーンが、店内の窓辺には座り心地の良いソファや長椅子が並び、壁面に飾られた食器や雑貨類の見せ方にもセンスを感じます。オープンしたのは11年前。オーナーの生田目(なばため)恵美子さんが、アパレル会社の同期だった女友達とともにデザインから設計、小物のセレクトに至るまですべてを自分たちで行い、イメージ通りの空間を作り上げました。
BOWLS=“どんぶり”―店名に込められた思いとは?
テラスだけではなく店内もペット同伴可
髪型から洋服までおしゃれなオーナーの生田目さん
カフェを始めたきっかけは、「30歳前に好きなことで起業したい」と思ったことでした。料理、お酒、雑貨、インテリア、お花、ペット……。自分たちの好きなものを集約したものがカフェだったそう。 当時は「カフェめし」といえばおしゃれでも量が少ないというイメージでしたが、「男性はもちろん、女性にもおいしくしっかり食べてもらえるどんぶりでお出ししようと。店名もどんぶりを意味するBOWLSと名づけました」と生田目さん。カフェらしいおしゃれな雰囲気も大切にしながら、家ごはんのように気取らず落ち着けるお店作りを心がけているそうです。
ゆったりとした店内でほっとする料理を楽しむ
「豚肉と野菜の黒酢炒めどんぶり」や「ゴーヤチャンプルーどんぶり」など、日によって内容が替わる「本日のDONBURI」
ご飯ものからデザートまでこまやかに気を配り作られたメニューは、ほっとする味わい。日替わりの「本日のDONBURI」(950円)のほか、4時間半かけて煮込む看板メニューの「BOWLSカレー」(850円)や、たっぷりの野菜がボウルいっぱい食べられる「DONBURIサラダ」(900円)、季節ごとに4〜5種類用意している「チーズケーキ」(600円)など、どれも旬の野菜やフルーツを味わえます。 「クロックムッシュPLATE」 (1000円)は、フランスパンのクロックムッシュにマッシュポテトなどの日替わりデリとサラダ、ピクルスが付いて、バランス良くたっぷり食べられると男女を問わずファンが多いそう。 オープン当初からある「スクエアケーキ」(600円)は、季節の果実とバナナを使い、バニラアイスをのせたデザート。ペーストしたバナナを練りこんで焼き上げる生地はしっとりとして温かく、冷たいバニラアイスとの食感の違いが楽しいと人気のスイーツです。
ボリュームたっぷりの「クロックムッシュPLATE」
「スクエアケーキ」(左)と、目にも鮮やかな甘酸っぱい「クランベリースカッシュ」(右・650円)
雑貨店のようにセンス良く並べられた小物も素敵
ブレンドティーや手作りのお菓子
一杯ずつハンドドリップで淹れたオリジナルブレンドのコーヒーやハーブティーを飲みながら、店内で販売されている雑貨を眺めるのも至福のひとときです。オーナー自らが旅先で購入したというオリジナルの絵ハガキ、イギリスから輸入した紅茶などがセンス良く飾られています。「Blue Lady」の茶葉は、“女性が始めたカフェ”の意味が込められているそうですよ。 メニューは定番を残しつつも、フレンチを取り入れてみたり、お客さんにインスピレーションを与えてもらったりしながら、新しいものを加えているといいます。
人気カフェでありながら日々“進化”している「BOWLS cafe」。 ひとりで、友達と、カップルで……。みんなが笑顔になれる和みのカフェで、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか。
BOWLS cafe
ボウルズカフェ
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