
225
2015.09.02
パン好きにはたまらない!眺望抜群のカフェでいただくこだわりの石窯パン
田んぼの広がる信州・安曇野の池田町に、全国からパン好きが訪れる石窯焼きパンのお店があります。見晴らしのよいカフェスペースもあり、のんびり過ごすにも最高です。安心素材の健やかなパンとおいしい空気はここでしか味わえません。
薪で中からふっくら焼き上げる絶妙な食感のパン

長野県のJR安曇追分駅から車で約8分。「bunga(ブンガ)」は、小林さん夫妻が営むアットホームなパン屋です。交通の便が良くないにかかわらず、開店と同時にお客さんが続々とやってきます。週末ともなれば15時頃までにすべてのパンが売り切れてしまうこともあるとか。

パン作りはご主人の担当。仕込みは深夜0時から始まります。石窯では余熱で焼くため温度管理が大変難しく、経験と勘が頼りです。焼くのは1日1回、早朝のみ。そのため、数量に限りが出てしまうのです。
「bunga」を代表する完璧な焼き色のカンパーニュ

大きなカンパーニュは日持ちがよく、4日間はおいしく食べられる
「bunga」のパンは、カンパーニュやフランスパンなどハードブレッドがメイン。外側はパリッとしているのに、内はふわふわもっちり。この皮と中身の黄金バランスが生まれるのは、遠赤外線により中から火が入る石窯ならではといえます。ハードブレッドは固いから苦手という人でも、ここのパンを食べたらファンになってしまうでしょう。 とくに、「bunga」のパンの良さがストレートに伝わるのが、カンパーニュ(900円)。長野県産小麦の風味とリンゴ酵母のほんのり甘い香り、そして外はパリッ、中はふんわりとした食感が存分に楽しめます。
安心・安全なものを―素材に妥協せず、手間は惜しみません

パンは約30種類、クッキー類は10種類とバリエーション豊か
もうひとつ、こちらのパンの特徴は、着色料、保存料、香料などの添加物や化学調味料を一切使わないところ。“体にやさしいものを届けたい”という思いから、材料は吟味し、時間をかけてていねいにパンを作っています。 天然酵母は果物からおこした自家製で、中に入れるカスタードやあんこも手作り。ドライフルーツはオーガニックのものを使用しています。

クマのチョコクリームパンやアンパンマン(各190円)は、子どもに大人気
カフェのオープンテラスから見える北アルプスの景色

お客さんの要望から始めたというカフェは、眺めが抜群。正面に北アルプスが望め、周り一面は青々とした田んぼです。オープンテラスでは、木立の間から心地よく風が吹き抜けます。
いろいろな種類が楽しめる欲張りパンプレート

自家製ヨーグルトはやわらかな酸味が特徴。はちみつとジャム入り
パンをちょっとずつ何種類も味わいたい人には、「bungaパンプレート」(800円)がおすすめ。定番のハード系数種に自家製ジャム、スープまたはサラダと、手作り石窯プリンまたはヨーグルトがセットになっていて、プラス200円~でドリンクも付けられます。

石窯で焼いたプリンは弾力があり、素朴でなつかしい味
ピザ2種類とチーズをのせたカレーパンのセット「石窯ピザパンプレート」(800円)も魅力的。季節の野菜たっぷりのピザは食べ応えがあるのにぺロリといただけますよ。 パンに目がない人なら行く価値ありの「bunga」。美しい景色とパンを目当てに、足を運んでみてはいかがですか?

bunga
ブンガ
ことりっぷ編集部おすすめ
このエリアのホテル
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
浅田佐和子
の人気記事









































