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2018.01.20
ほっこりスイーツでスウェーデン流のティータイムを。週3日間だけオープンする豪徳寺「フィーカファブリーケン」
豪徳寺商店街にオープンした「fikafabriken(フィーカファブリーケン)」は、スウェーデンに魅せられた店主・関口愛さんが手掛ける北欧菓子専門店。スウェーデンの魅力がぎゅっと詰まった店内には、かわいくて魅力的なお菓子がいっぱい!気になるそのお店をちょっと覗いてみましょう。
スウェーデンのおやつ時間を提案するお店
目印はスウェーデンの国旗を持った女の子
豪徳寺駅から徒歩2分。南側の豪徳寺商店街にあるのが「fikafabriken(フィーカファブリーケン)」。学生時代にスウェーデンに魅せられた店主・関口愛さんが木・金・土の3日間だけオープンする北欧菓子専門店です。
店名の「fica(フィーカ)」の意味は、「お菓子やコーヒーを片手に誰かとおしゃべりする時間」と、「工場」を意味する「fabriken(ファブリーケン)」を掛け合わせたもの。 フィーカは、コーヒーやお菓子をつまみながら、人と仲良くなる「きっかけ」を与えてくれるスウェーデンに欠かせない文化です。老若男女を問わず、仕事や勉強の合間に誰からともなく「フィーカしない?」という声があがるそう。お店の名前には、そんなフィーカ文化を日本に広めたいという思いが込められているそうです。
クッキーは常時7種類
キッチン一体型の店内は甘い香りに包まれて、かわいらしいケーキやクッキーがずらりと並びます。ケーキは常時3~5種類、クッキーはスウェーデンの習わしにちなんで常時7種類がラインナップ。スウェーデンでは、「7」の数字が良いとされていて、おもてなしをするときは7種類のクッキーを用意するそうですよ。
本場スウェーデンのシナモンロール
焼きたての「カネルブッレ」(280円)はふわふわ
一番人気のケーキは、毎朝焼きたてで提供する「カネルブッレ」(280円)。カネルブッレとは、シナモンロールのこと。スウェーデンでは、9月に「シナモンロールの日」が設けられているほど、メジャーなお菓子です。シナモンロールの上に乗っているのは、大粒の「パールシュガー」。日本では手に入らないので、スウェーデンから直接仕入れているそうです。
カフェの定番「キャロットケーキ」
「キャロットケーキ」(400円)
「ケーキ選びに迷ったら、まずキャロットケーキを味わってほしい」と関口さん。形は丸かったり四角だったりさまざまですが、スウェーデンのカフェに必ずある定番菓子。フィーカファブリーケンの「キャロットケーキ」(400円)は、荒くすった人参を混ぜたケーキの上に甘酸っぱいクリームチーズがたっぷりのっています。
「トスカカーカ」(300円)
そのほかにも、しっとり生地にアーモンドが入った北欧ケーキ「トスカカーカ」(300円)や、リンゴンベリーのクリームを挟んだ北欧らしい味わいの「ヴィクトリアケーキ」(400円)も。ノーベル賞授賞式の晩さん会に出される北欧紅茶も取り扱っています。
こちらのお店では、月に1~2回北欧菓子を作るワークショップも開催。スウェーデンの風を感じるフィーカファブリーケン。忙しい毎日にほっと一息つきたくなったらぜひ足を運んでみてくださいね。
fikafabriken
フィーカファブリーケン
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田賀井リエ 写真:小林利穂
Writer
田賀井リエ
東京都在住。フリーエディター&ライター。趣味は街歩きと食べること。
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