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2018.02.12
口の中でとろけるケーキが話題!工房併設の小さな焼き菓子店・池ノ上「シェ ミッキ」
池ノ上にある「chez mikki(シェ ミッキ)」は、工房併設の小さな焼き菓子店。フランスで修業経験を持つパティシエが作る本場仕込みの「タルトフラン」が絶品と評判に!気になるそのお味は…?
体に優しい手作りお菓子
店主・遊馬光季さん
池ノ上駅から東北沢方面に徒歩5分。ターコイズブルーのドアが印象的なのが「chez mikki(シェ ミッキ)」。ここは、フランスのコルドンブルーで製菓を学び、現地のパティスリーで修業を積んだ遊馬光季さんが約2年前にオープンした工房併設型の小さな焼き菓子店です。
常時10~12種類の焼き菓子が並ぶ
店名の「chez」はフランス語で「家」。「アットホームな場所でありたい」という思いから名付けたそうです。「大人向けのお菓子、子ども向けのお菓子ではなく、大人も子どもも家族みんなでおいしく食べられるお菓子作りを目指しています」と遊馬さん。
店内では、ケーキやブラウニーなど、常時10~12種類の焼き菓子を用意。発酵バターと全粒粉で作る「スコーン」(200円)や、オーガニックオートミールを使った「グラノーラ」(650円)など、体に優しい素材を使った手作りお菓子が堪能できます。
しっとり&上品な甘さの絶品ケーキ
焼きあがったばかりの「タルトフラン」(1カット360円)
お店の看板商品は、鮮やかな卵の黄色が印象的な「タルトフラン」(360円)です。日本ではなじみの薄いケーキですが、本場フランスのベーカリーやケーキ店では必ず見かけるフランスの定番菓子です。
卵は濃厚な相模原「昔の味たまご」を使用
材料は主に卵と生クリーム、牛乳、オーガニックシュガーととてもシンプル。これらをカスタードクリームを作る要領で混ぜながら火にかけます。焦がさないように、丁寧に。できたら、から焼きしたパイ生地に素早くクリームを流し込んだら再びオーブンで焼き上げます。
パイ生地に流し込んで焼き上げる
しっとり上品な甘さ
気になるお味は、カスタードクリームの食感はちょうどプリンとタルトの中間くらいのしっとり&ぷるんとした滑らかさ。ふわっと口の中でとけて、そのままおいしさが体に染みこんでいくような、何とも言えない不思議なスイーツです。
危険すぎる!?「悪魔のクッキー」
下段:悪魔のクッキー(180円)上段:ピーナッツバタークッキー(180円)
「タルトフラン」に次ぐ人気商品は、ホワイトチョコとマガダミアナッツの塩味が効いた「悪魔のクッキー」(180円)。「一度食べたらやめられないおいしさ」からその危険な名前が付けられたそう!直径10センチの大きさで、厚みがあり、しっとりとした食感が楽しめます。
左:キャロットケーキ(320円)、中央:ブラウニー(320円)、右:ウィークエンド(200円)
キャロットケーキや季節のケーキもおすすめです。ここの「キャロットケーキ」(320円)は、手で持って食べやすいように、中にクリームをサンド。伯方島の無農薬レモンを皮ごとすりおろして使うレモンのケーキ「ウィークエンド」(200円)は2月までの限定ケーキです。
お店は、週に2~5日、不定期にオープンしています。営業日はインスタグラムに載っているので、確認してからお店に足を運びましょう。本場フランス仕込みの「タルトフラン」。ぜひ味わってみてくださいね。

Chez Mikki
シェ ミッキ
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田賀井リエ 写真:彌永浩次
Writer
田賀井リエ

東京都在住。フリーエディター&ライター。趣味は街歩きと食べること。
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