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2018.03.26
“京都の暮らし”が見える街・西院でみつけたグルメ5選
阪急京線都と、“嵐電(らんでん)”の名で親しまれる路面電車が行き交う京都・西院。観光スポットから少し外れた場所にあり、市民のふだんの暮らしが感じられる、活気あるエリアです。今回は、そんな西院で出会ったグルメをピックアップ。地元で愛される和菓子店やパン屋さんから、センスのいいカフェまで、おさんぽ途中に立ち寄りたいお店がそろいました。
職人が仕上げる創作いちご大福。「養老軒」

「いちご大福」(280円)、奥は「いちごあんクリームチーズ大福」
阪急西院駅と嵐電西院駅の間、四条通の南側にあるアーケードに店を構える、創業80年以上の和菓子屋さん「養老軒(ようろうけん)」。最近、特に人気を集めているのがバラエティ豊かな創作大福です。 11月末から5月上旬にかけて登場する「いちご大福」には、果肉がしっかりとしていて食べ応えのある佐賀県産・さがほのかを使用。大粒の果実をまるごと、白餡と口当たりの良い柔らかな餅で包むシンプルなものですが、使ういちごの状態によって白餡の甘さや固さを調整するなど、由緒ある和菓子店ならではのこだわりが詰まっています。
「養老軒(ようろうけん)」の記事はこちら
養老軒
ヨウロウケン
“おいり”をのせたクリームソーダ。「ノッタ カフェ」
「おいりクリームソーダ」(600円)
阪急西院駅から徒歩約3分。ネコの看板がトレードマークの「NOTTA CAFÉ(ノッタ カフェ)」は、季節の野菜を使った日替りプレートのランチが評判のお店です。 写真映えするドリンクもおすすめ。「おいりクリームソーダ」は、アイスクリームが浮かんだクリームソーダに、香川県の嫁入り菓子・おいりをトッピング。パステルカラーのおいりは、あられに似た米菓子で、フワッと溶ける食感を楽しめます。
「NOTTA CAFÉ(ノッタ カフェ)」の記事はこちら
NOTTA CAFÉ
ノッタ カフェ
ふっくらモッチモチのおむすび。「精米所カフェ」
「おむすび」(各種150円~)と「味噌汁」(150円、おむすびとセットは20円引)
嵐電の西院駅から徒歩約5分の住宅地の一角にある「精米所カフェ」。店主の藤原さんは、家業の「町のお米屋さん」と「カフェ」の2足のわらじを履いています。 カウンターには、新潟魚沼産のコシヒカリを使ったその日のおむすびがずらり。梅干しや鮭といった定番に「スパム」や「チェダーチーズ」などの変わり種も並びます。 カフェでは、お味噌汁と合わせて、和定食風にもいただけます。洋風おにぎりには、日替りのスープをセットにどうぞ。テイクアウトもできるのでピクニックのお供にもぴったりです。
「精米所カフェ」の記事はこちら
精米所カフェ 藤原米穀店
セイマイショカフェ フジワラベイコクテン
京都で愛され続ける下町のパン屋さん。「まるき製パン所」
サラダロールは220円。自家製ポテトサラダにレタスやキュウリなど
創業69年を迎える「まるき製パン所」は、西院のお隣駅、大宮近くにあるパン屋さん。名物はコッペパンサンドです。所せましとカウンターに並ぶパンは、約30種類。飛ぶように売れるので、キッチンではいつも追加でサンドを作っています。 じつは京都はパンの消費量全国1位。こちらのコロッケやポテトサラダ、焼そばが顔を出す惣菜系から、餡やクリームをはさんだスイーツ系まで、根強いファンが大勢いるんです。どれもほどよいボリュームで食べやすいので、いちどに数種類を味わってみて。
「まるき製パン所」の記事はこちら
まるき製パン所
マルキセイパンショ
とろけるような濃厚ジェラート「カフェラッテ」
西院駅を出て四条通を歩くこと8分ほど。イタリア出身の店主が作る、ジェラートの名店「caffellatte(カフェラッテ)」があります。ジェラートはシングルからトリプルまで、好みの味を選んで盛り付けしてもらえます。定番のミルクはもちろん、季節のフルーツや、京都らしい 抹茶やほうじ茶のフレ―バーもおすすめ。 イタリア製のマシンで入れるドリンクメニューや、イタリアのハム・プロシュートとカマンベールチーズで作ったパニーニなど軽食もあるので、カフェ使いもできますよ。
caffellatte
カフェラッテ
***** いかがでしたか? 今回は過去に紹介した記事とことりっぷアプリの投稿から、覚えておきたい、京都・西院でみつけたグルメをまとめてご紹介しました。 商品や営業時間、定休日などの情報は、各店舗に確認してからおでかけしてくださいね。
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