JR原宿駅や、地下鉄の明治神宮前駅・表参道駅どちらからも歩いて数分。ギャラリーやブティックが立ち並ぶ賑やかなノースキャットストリートの一角に、台湾カフェ「Zen」はあります。台湾好きの店長・西崎清志さんが「台湾のトレンドを発信したい」との思いから、2017年4月にオープンしました。 ビル2Fにあるベージュが基調の店内は落ち着いた雰囲気で、ゆったりと午後のお茶を楽しむ人たちでにぎわっています。

バタフライピーのお茶に、アップルミント・カルピスなどをミックス（5種類・各600円〜）

こちらでは色が変わる不思議なハーブティーとして有名な、バタフライピーをいただくことができます。鮮やかな青色は、タイやベトナムなどアジア各国で栽培されているバタフライピーの花の色。酸性に反応することで、青かったお茶が紫色やピンク色に変わります。 アントシアニンが豊富で目の疲れを癒す効能があり、アンチエイジングや美容にも良いのだそう。 添えられた蜂蜜で甘さを足せるホットティーと、ジュースと混ぜてカラフルな色合いが楽しめるアイスティーがあります。クセのないハーブの酸味はホット・アイスどちらでも飲みやすく、爽やかな味わいです。

「桂花美人茶」（680円）や「阿里山金宣茶」（980円）など、選りすぐりの台湾茶も販売。

フードメニューも肉と野菜を巻いたタンピン、台湾おかゆに、マンゴーを使ったパフェやパンケーキを使ったスイーツなどが豊富に揃います。何にしようか迷ってしまったら、おすすめの台湾スイーツがたくさんいただける「アフタヌーンティー」がおすすめ。 台湾では朝食の定番・タンピンや、マンゴー杏仁プリン、かわいらしいパンダを形どったマシュマロフォンダント、マンゴーのロールクレープや季節のセミフレッドまで、バラエティに富んだ手作りのメニューが少しずついただけます。

冷たいのにあったかい？！期間限定商品「ホットかき氷」

そしてぜひ試してほしいのが、お店の一周年を記念して登場した3月1日～6月30日の期間限定商品「ホットかき氷」。冷えた氷にアツアツのトッピングがユニークなこのスイーツは、台湾の南側・台南の夜市で流行しているものだとか。 人気メニューのマンゴーをたっぷり使用した「ホットかき氷モテキ」（写真）に、黒ゴマソースにブラックタピオカ、仙草ゼリーなどをベースとした「ホットかき氷黒」、さくらソースにライチ、ナタデココなどをベースとした「ホットかき氷白」の3種類（各890円）。これまでにない新鮮な食感が味わえます。 台湾のトレンドが載ったテイクフリーのガイドブックや新聞、台湾人アーティストの作品も売られていて、日本にいながら台湾へ小旅行した気分になれる台湾カフェ「Zen」。ここでしか味わえない美容茶やスイーツを楽しんでみて。