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2018.08.25
濃厚な自家製あんずみつがたっぷり♪ 京都「みつばち」の限定鮮やかかき氷
毎年夏に登場し、鮮やかなビタミンカラーと甘酸っぱい味わいが乙女心をくすぐる「特製あんず氷」が今年も大人気! 2003年のオープン以来、あんみつをはじめとした素朴な甘味が愛されつづけている甘味処「みつばち」をご紹介します。
双子の姉妹が切り盛りする甘味処
「あんみつ」と書かれたのれんが目印
京阪出町柳駅から歩いて5分、鴨川に架かる賀茂大橋を渡って河原町今出川の交差点を南へ進むと素朴でキュートなのれんがゆらめくお店が現れます。 姉妹が切り盛りするのは、「ちっちゃな子からお年寄りまで、みんながくつろげるように」という彼女たちの想いが詰まったお店。のれんをくぐると、通りの喧騒はたちまち消えて、ホッと落ち着ける空間が迎えてくれます。
座布団はきものの生地を使用
看板メニューは海が香るあんみつ
「抹茶クリームあんみつ」(750円)
「天草」という海藻をとろりとなるまで煮込んで作る寒天は、ぷるんとハリがあり、海の香りがふわっと広がります。毎朝炊く北海道産の赤えんどうは豆本来の風味がしっかりと伝わるなど、素材をひとつひとつ吟味して丁寧に作られていることが伝わるものばかり。 波照間産の黒糖をはじめ、数種の砂糖をブレンドして作った別添えの黒みつをまわしかけると、具材がひとつにまとまり、深い味わいに。多くのリピーターがいるのも納得です。
夏には数量限定の「あんず氷」が登場!
「あんず氷」(900円)は数量限定なので早めの来店を
毎年夏、9月末までかき氷がお目見えします。「黒みつきなこ氷」、京都の老舗茶商の抹茶を使った「宇治氷」のほか、毎年心待ちにする人も多いのが数量限定の「特製あんず氷」。 あんずの甘酸っぱさが存分に感じられる濃厚さで、まるでジャムのようにとろ~り!みつと氷をからめながら、時折アクセントとして添えられた豆かんを氷にのせていただきます。みつがもう少しほしい、というときは足してもらえるのもうれしいところ。
しみじみと幸せが満ちるメニューが豊富
「抹茶きなこオレと白玉あんこ」(800円)
ほかにも、ところ天やぜんざいなど、昔なつかしい雰囲気が漂うメニューがそろいます。テイクアウトメニューもあるので、手みやげにしてもいいし、近くの鴨川のベンチでいただくのもおすすめです。
みつばち
ミツバチ
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佐藤理菜子 写真:河井裕子
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