201
2018.11.01
紅葉もきれいな癒しスポット。静岡「クレマチスの丘」でアートと自然と食を♪
東京から新幹線で約1時間。静岡の「クレマチスの丘」は、美しい庭園+アート+食事を楽しめる、休日にぴったりのお出かけスポット。今年は10月下旬頃からモミジが色付き始め、12月上旬頃まで紅葉も見頃です。日常から抜け出して、心地よい空間でリフレッシュしてみませんか?
森のなかに佇むアートな複合施設「クレマチスの丘」
庭園の池では初夏から秋にかけて睡蓮の花も開花
東海道新幹線の三島駅から、無料シャトルバスに揺られること約25分。富士山麓の豊かな自然の中に「クレマチスの丘」はあります。 緑に囲まれた敷地には、4つのミュージアムと5つのレストランとカフェ、2つのミュージアムショップなどがあり、まる1日過ごすことができます。
「クレマチスガーデン」チケットセンターの横には草間彌生さんの作品も展示
風景と一体化したアート作品
イタリアの彫刻家“ジュリアーノ・ヴァンジ”の作品が置かれた庭園
「ヴァンジ彫刻庭園美術館」の入口から小道を歩いていくと、広大な「クレマチスガーデン」に到着。ふかふかの芝生には、イタリアの彫刻家“ジュリアーノ・ヴァンジ”の作品がゆったりと配置されています。 手入れがよく行き届いたこの庭園は、専任のガーデナーが植栽の計画を立てて草花を育てているのだそう。初夏は、ピンクや白など色とりどりの花が咲き乱れ華やかに。秋はケヤキやモミジなど美しい紅葉が見られます。
「クレマチスの丘」の由来になったクレマチスの花
実は、クレマチスはキンポウゲ科の花の名前。庭園には、約250品種ものクレマチスが栽培されています。見頃は5月中旬~6月中旬頃ですが、1年中花を咲かせているのだそう。あちこち散策してお気に入りのクレマチスを探してくださいね。
くすの木の下で森林浴しながらリフレッシュ
大きく茂ったくすの木の下には休憩用の椅子も
庭園で一番小高い場所にある「くすの木の丘」にも行ってみましょう。空に向かって大きく葉を伸ばすくすの木。その下には椅子も置かれていて、自由に座ることができます。上を見上げれば、葉と葉の間から木漏れ日がチラホラ。芝生の上に寝転んで、ひと休みしている人もいます。
秘密の花園にある小さなティールーム
花と緑に癒されるティールーム
せっかく美しい庭園に来たのだから、草花に囲まれてひと休みしたい。そんなときは、知る人ぞ知るティールーム「ガーデナーズハウス」へ立ち寄ってみませんか?そこには、おとぎの国を切り取ったような、ステキな景色が広がっています。
絵画のような美しい景観とともにおいしいお茶を。「お菓子と紅茶」
ミュージアムでおしゃれなお土産を手に入れよう
写真左上:「クレマチスの丘オリジナル和三盆」(756円)
ミュージアムショップ「NOHARA BOOKS」では、アートや自然、絵本など幅広いジャンルの本や雑貨が販売されています。昨年は「クレマチスの丘」が15周年を迎えた記念の年。それを記念したアニバーサリー商品は、ここでしか買えないオリジナル。お土産にぴったりのものが見つかりますよ。
美術館と一緒に寄りたい本格ピッツァの名店
お店はガラス張りでテラス席も。秋は色付くイチョウ並木を眺めながらお食事できます。
ランチやディナーにおすすめなのが、「クレマチスの丘」内にあるお店、「ピッツェリア&トラットリア CIAO CIAO」です。一番人気の「マルゲリータ」は、イタリアから空輸した生のモッツアレラチーズを贅沢にトッピング。それを、400~450度に熱せられたイタリア製の薪窯で一気に焼いていきます。ピザ生地は、イタリア産サッコロッソという高級小麦粉。焼き立ての熱々ピッツァは、耳までもっちりとしておいしい!
クレマチスの丘
クレマチスノオカ
静岡県 駿東郡長泉町東野クレマチスの丘347-1
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
安藤美紀
Writer
安藤美紀
湘南を拠点に全国を旅するフリーライター。執筆した記事は1000以上。温泉の資格も複数保持。
の人気記事