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2018.12.17
カラフルなクリームソーダにフルーツパフェ! 心ときめくレトロな喫茶店「MILK」
山形県の城下町・鶴岡にある「MILK(ミルク)」は、創業38年を迎える老舗喫茶店。店内は、ベロアの椅子や長年使い込んだ木製のテーブルが並べられたノスタルジックな空間が広がります。店の雰囲気にマッチした、ホッと落ち着く懐かしい喫茶店メニューにも注目です。
城下町にたたずむ老舗の喫茶店

グレーに塗られた木の外壁がシックな一軒家の喫茶店
JR鶴岡駅から車で7分ほど進むと、三角屋根の建物と白地に赤い文字で「MILK」と描かれた大きな看板が見えてきます。店は、白く縁取りされた窓と正面に植えられた白樺のたたずまいで、まるで森の中にたたずむコテージのようです。 創業38年を迎えた「ミルク」は、オーナーの中村さんご夫妻が手作りするケーキや軽食が楽しめる喫茶店。朝9時のオープンと同時に、新聞を片手にコーヒーを味わう常連客の姿が見られるほど、地元で愛されています。
シックな色合いのこだわり空間

カウンターからはハンドドリップでコーヒーを淹れる手元を眺められる
店内はていねいに手入れされた木のテーブルや真紅のベロアの椅子、中村さんのセンスで集められたアンティークの掛け時計などが配されたレトロな空間。落ち着いた雰囲気のなかで、一人でゆっくり本を読んだり、話に花を咲かせたりと思い思いの時間をゆっくり過ごせます。地元の客はもちろん、今ではレトロ喫茶店好きな観光客が訪れることも多いそう。

店を見守るように飾られている掛け時計
吸い込まれそうな青が魅力のクリームソーダ

「青いクリームソーダ」(700円)
「ミルク」のメニューは、どこか懐かしい気持ちにさせるスイーツや軽食がそろいます。 なかでもおすすめは、ブルーと白のコントラストが目をひく「青いクリームソーダ」です。神秘的な青色のソーダは、ハワイアンブルーのソーダに秘密の食材を加えて独特なカラーを作り出しているオリジナル。落ち着いた色合いのブラウンのテーブルにソーダを置き、赤いベロアのイスを背景にするとひときわ色が映えて、思わず写真を撮りたくなります。 ソーダは味わっていくうちに、バニラアイスクリームが少しづつ溶け出し、マイルドな口あたりに。子どもの時に飲んだクリームソーダの記憶を思い出し、ノスタルジックな気分に浸れると人気を集めています。
フルーツがギュッと詰まった正統派パフェ

「ミルクパフェ」(800円)
喫茶メニューにははずせないパフェもオーダーしたいメニューのひとつ。店名が付けられた「ミルクパフェ」は、オレンジといちごのソースがミックスされたバニラアイスクリームの上に、たっぷりフルーツをトッピングした正統派のフルーツパフェ。飾り切りされたオレンジやこんもりと盛り付けられた生クリーム、アクセントに添えられたウエハースなど、昔ながらのパフェのルックスに心がときめきます。
自分へのおみやげにハイセンスな器を

陶器がセンス良く並べられている
店の奥には、中村さんがセレクトした作家ものの器や皿、雑貨などを取り扱うギャラリー兼販売スペースを併設しています。どれも手仕事のぬくもりが感じられ、生活に取り入れたくなる作品ばかり。ティータイムを楽しみながら、自分だけのお気に入りを探してみて。 旅の合間のひと休みにぴったりな喫茶店「ミルク」。誰もが懐かしい気持ちに浸れるノスタルジックな時間に身をまかせて、ゆったり過ごしてみませんか。

MILK
ミルク
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石山せりこ
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