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2019.02.06
【鑑賞券プレゼント】幕末に活躍した浮世絵師に迫る「特別展 挑む浮世絵 国芳から芳年へ」
名古屋市博物館では、2019年2月23日(土)~4月7日(日)まで、「特別展 挑む浮世絵 国芳から芳年へ」を開催します。幕末に活躍した浮世絵師の歌川国芳の武者絵を中心に、月岡芳年や落合芳幾といった弟子たちの作品にもスポットを当てて紹介します。 国芳の個性が弟子たちにどのように継承されたのかー。 名古屋市博物館が所蔵する浮世絵150点によってたどります。 メイン画像:歌川国芳「相馬の古内裏」名古屋市博物館蔵(高木繁コレクション)
歌川国芳の個性が弟子たちへ継承

月岡芳年「英名二十八衆句 福岡貢」名古屋市博物館蔵(尾崎久弥コレクション)
旺盛な好奇心と柔軟な発想、豊かな表現力を武器に、武者絵や戯画に新機軸を打ち出した浮世絵師の歌川国芳(1797-1861)。今では「奇想の絵師」と呼ばれ、その人気が定着しつつあります。歌川国芳には、多くの弟子がいましたが、中でも「最後の浮世絵師」と呼ばれる月岡芳年(1839-92)は、国芳の奇想を受け継ぎ、和洋の融合を推し進めたその作品が近年高く評価されています。 歌川国芳が切り開いたさまざまな新生面を弟子たちが継承し、新たな潮流を生み出すことで浮世絵を活性させていきました。

落合芳幾「英名二十八衆句 げいしや美代吉」名古屋市博物館蔵(尾崎久弥コレクション)
晩年においてもなお浮世絵界を活性化させた国芳

歌川国芳「としよりのよふな若い人だ」名古屋市博物館蔵(尾崎久弥コレクション)
今回の展示では、歌川国芳の出世作であり、歴史上や物語に登場するヒーローの勇ましい姿を描いた武者絵のほか、美人画を中心に役者絵を含めた人物画、残虐な物語の一場面を描いた血みどろ絵も公開します。また、国芳の戯画(滑稽な絵)は、アイデアの奇抜さとバリエーションの豊富さにおいて、ほかの追随を許さないほど。武者絵と並んで、国芳が浮世絵界に残した新機軸のひとつでもあります。 さらに、芳幾、芳艶、芳虎、芳員など弟子による明治浮世絵の展開と、浮世絵最後の光芒まで紹介します。 晩年においてもなお浮世絵界を活性化させた国芳。国芳を領袖とする「芳ファミリー」の活躍も楽しめます。

歌川国芳「浮世よしづくし」より国芳自画像 名古屋市博物館蔵(高木繁コレクション)
鑑賞券を5組10名様にプレゼント♪
今回、本展の観賞券を抽選で5組10名様にプレゼントします♪ 皆さんのご応募、お待ちしております。 ○応募締切:2018年2月21日(木) ※当選者の発表は鑑賞券の発送を持って、発表とさせていただきます。
ご応募はこちらから
特別展 挑む浮世絵 国芳から芳年へ
http://www.chunichi.co.jp/event/yoshiyoshi/
当日料金/一般1300円、高大生900円、小中生500円
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