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2019.02.26
ひとり鍋も♪ スパイスの魔術師が作るスープランチで体の中からきれいに/青山・香辛鍋専門店「香辛」
青山にある「香辛(こうしん)」は、スパイスの魔術師と呼ばれる料理人トゥシータ・クラシンハさんが作ったスープでいただく鍋のお店。ランチではひとり鍋で楽しめ、ひと口味わえば体がぽかぽかに。体の中からきれいになれると健康や美容を気づかう女性に人気です。
スリランカ出身のスパイス料理人のお店
スタイリッシュなレストランフロアのいちばん奥に位置
昨年9月、青山一丁目駅直結の「青山ビルヂング」がリニューアル。地下1階のレストランフロア「青山一番街」には話題の料理人が腕を振るう7軒のお店が同時オープンしました。 「香辛」はその中の1軒。料理長のトゥシータさんは日本で薬膳と出会い、品川の有名レストラン「10ZEN」で8年間シェフを務めた人。長年の調理現場で日本人が好むスパイスの味わいや香りを研究し、独自の風味を生み出す巧みなスパイス使いが評判です。
女性ひとりでも過ごしやすい温かみのある空間
トゥシータさんが作る「特製香辛スープ鍋」は、約20種類のスパイス、野菜、果物、鶏や烏骨鶏の肉を8時間以上煮込んだ“香辛スープ”がベース。季節の野菜、きのこ、鶏肉など約15種類の具を入れて味わえます。お好みで「超生姜薬膳豆乳スープ」や「美肌すっぽんスープ」と2色鍋にも。
“香辛スープ”はスパイスのバランスが絶妙。ディナーの「特製香辛スープ鍋」は1人前3800円(2人前から)
それぞれの素材の旨みが溶け出た“香辛スープ”は滋味豊か。スリランカの肥沃な土で育ったスパイスを直接取り寄せ、挽き立てを調合しているので、新鮮な香りや味わいがしっかり広がります。スパイシーですが、刺激的な辛さはなし。まろやかな甘みも感じられます。
ランチでも“香辛スープ”を使ったメニューを提供
「特製香辛スープランチ」(1700円)。古代米のごはん、手作りの小鉢とデザート付き
“香辛スープ”は「特製香辛スープランチ」でもいただけます。卓上コンロでぐつぐつ温かいまま供されるひとり鍋スタイルで、体が芯からぽかぽか、額に汗がうっすら。スパイスには血行促進、抗酸化作用、整腸作用をはじめさまざまな効能があるので、体が喜んでいるのがわかります。 たっぷり野菜や豚肉の具から旨みがさらに滲み出し、ますます深まったスープが味わえます。ごはんにかけるのもよし、癖になるおいしさなのですべて飲み干してしまいますよ。
ランチの「香辛スリランカカレー」(各1300円、ダブル1400円、トリプル1500円。写真はトリプル)
また、“香辛スープ”にさらにスパイスを加えた「香辛スリランカカレー」もおすすめ。チキン、ポーク、かぼちゃの3種類があり、ダブルやトリプルにして食べ比べも。玉ねぎをよく炒めて作った日本人おなじみのとろっとした食感。かぼちゃは甘口、ポークは辛口です。
オリジナルのハーブティーも目的に合わせて
ルイボスやローズヒップの茶葉を組み合わせた「美肌ブレンド」(750円)。甘い香りで味わいはすっきり
食後にはメディカルハーブインストラクターのスタッフがブレンドしたハーブティーを。内臓美人や安眠など目的に合わせて4種類から選べるので、ゆったり味わって効果を期待しましょう。 ディナーには鍋のほかに、「発酵茶葉の生春巻きサラダ」や「参鶏湯」など、30種類のスパイスをアレンジしたアラカルトメニューもあります。健康や美容のために定期的に通う人もいるのだそう。スパイス料理を楽しみながら、元気ときれいを手に入れたいですね。
香辛 KOHSHIN
コウシン
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森田奈央 撮影:彌永浩次
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