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2016.01.08
日本初!オーダーを受けてからブレンドするスパイス専門店
※こちらの記事は2016年1月8日に公開されたものです。 自由が丘にあるスパイス専門店「香辛堂」。それぞれの料理や好みに合わせて挽きたての新鮮なスパイスを調合してくれるとあって、年齢を問わず、多くの人がスパイスを求めてやってきます。
160種類のスパイスがずらり

東急東横線の自由が丘駅より5分ほど歩くと、レンガ造りの外観にモスグリーン色が映える、オリジナルスパイス専門店「香辛堂」はあります。 お店に入ると鼻腔をくすぐる、さまざまなスパイスの良い香り。テーブルや壁には、独自にミックスされたたくさんのスパイスの小瓶が並びます。その数、なんと160種類。
「たくさんの人にスパイスを楽しんでほしい」との思いから

東南アジアやインドなど世界各地から仕入れている店内のスパイスは、一つひとつ味と香りを試せます

店主は、10代の頃にマサラチャイのおいしさに感動してスパイスに魅せられ、独学で勉強を続けたという勝又聖雄さん。「よりたくさんの人にスパイスを楽しんでほしい」との思いから2009年にオープンしました。 スパイスの香りと鮮度にこだわる同店では、好みや料理に合ったスパイスを、すべてその場で挽いて量り売りしてくれます。あらかじめブレンドされているミックススパイスや単品を含め、使う分だけを購入できるので、様々なスパイスを試すことが可能です。
かけるだけでおいしく変身する魔法の粉

「日本ではスパイスというと辛いイメージがありますが、実は辛いものは1/5以下なんです」と勝又さん
「人に良いと書いて、食。食べ物が体をつくるんです。化学調味料などの一切入っていない自然素材だけでできたスパイスは、いつものお肉も、かけるだけでぐっとおいしく変身させてしまう。魔法の粉と言えますね」と、勝又さんがその魅力を語ります。

なるべく早めに使用するのがベストですが、直射日光と湿気を避けて保管を
脂肪燃焼効果があり漢方にも用いられるクミン、腸内環境を活発にするシナモン、新陳代謝を促進するローズマリーなど、美容や健康に良いばかりか、料理の深みも増してくれる、ありがたいスパイス。 作りたい料理によって素材や配合が変わり、たとえばかけるだけでタンドリーチキンのような味わいになる「香辛堂チキン」(950円)はチキンソテーに、「ステーキミックス」(950円)はステーキに、「サーモンミックス」(840円)はサーモンにと細かく分かれています。 豚肉には「ラセラノ」(1000円/各30g)という、北アフリカやヨーロッパなどでよく使われているスパイスがおすすめ。

ミックス代が500円。料金はスパイスの素材と配合によって変わります
今回はヘルシーな鶏のムネ肉に合うスパイスの調合をお願いしたところ、「肉は焼く?蒸す?」「辛さは」「塩は」と、まるでカウンセリングのように質問する勝又さん。結局、「鶏のムネ肉ソテー」に合うスパイスとしてセレクトしたものは、パプリカ、ブラックペッパー、チリ、コリアンダー、オニオン、ガーリック、イタリアンシーソルトの7種類。それらを手際よく分量計で計りつつ、ミルの中へ。細かくミックスされたオリジナルのスパイス30gを小袋に入れて渡してくれます。
プレゼントや結婚式の引き出物にも

ドライフルーツとスパイスがたっぷり入った「自由が丘サングリア」(赤/白ともに1496円。箱なしは1296円)は、瓶にワインを注いで4時間以上寝かせるだけで、驚くほど簡単においしいサングリアが完成。寒い時期はホットワインも良いですね。 お湯を注ぐだけで爽やかなミントの香るモヒートシロップ「自由が丘モヒートストロベリー」(1566円)など、数に限りがあるものも多いのでお早めに。手土産や結婚式の引き出物にも喜ばれるそうですよ。

大人気の「FURIKAKE(ふりかけ)」は、「Purple Haze(酸味塩)」「Wind of Yerrow(カレー塩)」「Black&White (燻製黒胡椒塩)」(各1296円)と、ネーミングもユニークな3種類。肉、魚、野菜、ご飯にも使えます。スパイス類はネットでの購入も可能です。
忙しくて料理をする時間が取れないという人も一瞬でおいしく作ることができるスパイス。「香辛堂」で、あなただけのオリジナルスパイスを作ってみてはいかがでしょうか。

香辛堂
コウシンドウ
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