一つ一つハンドドリップで淹れる本格コーヒー

江ノ電長谷駅から歩いて3分。長谷寺へと続く道を右へ曲がってすぐ

気楽に立ち寄れる店でありながら、ハンドドリップで淹れるコーヒーは本格的なものばかり。コクと苦みのあるタイプやすっきりしたアメリカンのほかに月替わりで2種類あります。それを楽しみに訪れるお馴染みさんも多く、店内の黒板で案内してくれるので今月のおすすめをお見逃しなく。

会話も弾む絶妙な距離感

いつも明るい笑顔が絶えないカウンター

注文したものをカウンター越しに手渡しで受け取るのは、つくり手はもちろんのこと受け取る側にとっても親近感がわきますね。お天気の話や近くの観光地の情報など、何気ない会話もまた楽しいひと時。こうしたやりとりがしやすいのもスタンドならではの良さです。

手づくりのサイドメニュー

人気の大仏ビスケット　ドリンクに+150円、クレープに+120円

国産小麦100%の「スコーン」（320円）や「チーズケーキ」（320円）など、飲み物とともに味わいたいスイーツも店頭で焼き上げます。カウンターには実物の見本が並びわかりやすいので注文もしやすいですよ。 長イスや店内にもイートインスペースがあるので、鎌倉散策の途中に気楽に立ち寄ることができます。

季節の味がするクレープ

撮影するときはクレープをやや手前に傾けるのがポイント

人気のクレープは季節ごとに2種類の味が用意されています。取材で訪れた時は「3種のベリーとナッツ」と「コーヒーキャラメルとバナナ」（各680円）の2種類でした。モチモチとした生地が特徴で、写真のクレープは生クリームの中にラズベリー、ブルーベリーなどと一緒にアーモンドなどのナッツ類がたっぷり。しっかりとしたアジサイ模様の包装紙でくるんでくれるのでボリュームがありながらも食べやすい配慮がされています。 大仏のクッキーは＋120円でクレープにトッピングしてくれます。イートインスペースには、撮影にちょうどいいイラストも描かれているのでぜひ挑戦してみて。

みんなのリクエストをカタチにするオリジナルドリンク

（右）「自家製キャラメルラテ」（590円）、（左）「Wベリーカモミールソーダ」（550円）

1ヶ月ごとにかわる限定ドリンクは、お客さんからの希望を聞きながら組み合わせをスタッフが考えます。赤や黄色などキレイな色合いのものが多く、そのすべてはフルーツを漬け込んで作り自然な発色でとてもカラフル。今月は何があるのか楽しみも増えますね。 ラテアートが楽しい「自家製キャラメルラテ」にはナッツのトッピングもあり、香ばしい味わいです。

「行ってらっしゃいませ」の声に足取りも軽く

大仏ビスケットを右手に持つ鎌倉店のショップカード（中央）

コーヒーカップや暖簾など店内のそこここで見かけるイラストは英国在住のイラストレーターによるもの。ショップカードにも描かれ、訪れるおよそ9割の人が持ち帰るほどの人気です。お店を出るときには店員さんが「行ってらっしゃいませ」と明るい声で見送ってくれますよ。