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2016.02.03
“完熟いちご”だけを使った贅沢スイーツが人気の「メゾン・ド・フルージュ 苺のお店」
※こちらの記事は2016年2月3日に公開されたものです 京都で人気のカフェや雑貨店が並ぶ三条通界隈にある「MAISON DE FROUGE 苺のお店(メゾン・ド・フルージュ いちごのおみせ)」。厳選した完熟いちごのみを使う、見た目も愛らしいスイーツが人気を集めています。
買い物の帰りなど気軽に立ち寄れる場所です
地下鉄烏丸御池駅の5番出口を出て、すぐ南の三条通で左折。1筋目の東洞院通を右へ曲がってすぐの場所に「メゾン・ド・フルージュ 苺のお店」があります。 こちらは、いちごを使ったお菓子を製造・販売する専門店。 ケーキや焼き菓子が並ぶショーケースの奥には、アンティーク調のテーブルと椅子が置かれたカフェスペースがあり、テイクアウトもイートインも可能です。
カフェスペースでは、店頭で販売するスイーツはもちろん、スペシャルティコーヒーを扱う「mani mani kyoto」の豆で淹れるコーヒーや、いちごとルバーブの果肉が入った紅茶、自家製苺ミルクなど、充実のドリンクメニューも味わえます。
“完熟いちご”のおいしさを多くの人に知ってもらう場所に
ショーケースには、店主の渡部さんが厳選した完熟いちごのみを使ってつくられる、種類豊富なスイーツが並びます。 もともと服飾の企画デザインに携わっていたという渡部さん。愛媛県のとある農家でつくられた「さちのか」を食べて、あまりのおいしさに感動したことが店を立ち上げるきっかけになったそうです。 現在一般的に流通しているいちごの多くは、流通の過程で果実が傷まないよう、少し青さが残る固い状態で収穫し、店頭に並ぶまでの間に追熟したもの。完熟してから収穫したものに比べると、糖度が上がり切っておらず甘味が少ない状態です。 渡部さんは、完熟した甘くておいしいいちごの魅力をより多くの人に届けたいと、信頼できる農家から仕入れる完熟いちごのみを使い、品種ごとの特徴も活かしたお菓子づくりを行っています。
その日届くいちごに合わせて仕上げるキュートなケーキ
手前から「苺のミルフィーユ」(670円)、「苺のショートケーキ」(670円)
お店には、全国各地の農家から多彩な品種のいちごが日替わりで届きます。 できるだけ農薬を使わず有機肥料で栽培されるものを、生産者と直接やりとりをして仕入れ、生菓子、焼菓子、ジャムなど、使う品種に合わせて一番おいしく味わえるように仕上げているそうです。 例えば「とにかくいちごを楽しめるケーキにしたい」と、どこをカットしてもいちごが味わえるよう4層にサンドした「苺のショートケーキ」なら、生クリームの甘さなどをその日使う品種に合わせて調整し、スポンジはいちごと同じ位の口どけになるよう、しっとり食べ応えある生地にしています。 味はもちろん、渡部さんが以前デザインの仕事をしていたということもあり、ビジュアルのイメージから考えることも多いというお菓子たち。 パイにカスタードといちご、板チョコ、木いちごなどを何層にも重ねてリボンをあしらう「苺のミルフィーユ」をはじめ、女性の心をくすぐる可愛らしいケーキがそろうのも人気の理由です。
季節替わりの一品や大切な人に贈りたいギフトも
冬春限定の「苺大福」(357円~)
季節ごとの限定商品も楽しみのひとつです。 12月末頃に販売を開始する期間限定のいちご大福は、前年も人気を集めた一品。 日ごとに使ういちごは変わりますが、白あんと求肥というシンプルな構成のため、その日届いた中から味わいに深みのあるいちごを選ぶようにしているそうです。
「苺のお菓子の詰め合わせ 15種入り」(5616円)
多彩な焼き菓子やジャムを詰め合わせた、いちご菓子のギフトセットも用意。 2段になった箱には、「紅茶と苺のミニクグロフ」や季節替わりのパウンドケーキなど15種類が入っています。個別販売しないセットのみの商品が入ることもあるそうです。 箱が1段になった「苺のお菓子の詰め合わせ 8種入り」(3564円)もありますよ。 また、予約限定のホールケーキは、特別な日にぴったりなオリジナルケーキのオーダーも可能。いちごの入荷状況により数に限りがあるそうなので、早めの予約がおすすめです。 専門店だからこその洗練された味わいが楽しめる「メゾン・ド・フルージュ 苺のお店」。 いちごの魅力を最大限に活かした一品を堪能しに、訪れてみてください。
MAISON DE FROUGE 苺のお店
メゾンドフルージュイチゴノオミセ
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岩永 茜
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