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2019.10.06
パティシエが作るアートなパフェにうっとり♪ 池袋の夜パフェ専門店「モモブクロ」
お酒を飲んだ後、甘いものを食べたくなることはありませんか? それも、ちょっと贅沢でしつこくないスイーツを……。札幌にはパフェを深夜に提供するバーやカフェが数多くあり、「シメパフェ」として定着しているそう。そんな札幌のシメパフェ文化が、今東京でも広がりつつあります。興味がある人におすすめなのが、池袋の夜パフェ専門店「モモブクロ」。シメにぴったりのさっぱりフルーティなパフェを提供する、本場札幌発のお店です。
歓楽街の地下にあるハイクオリティなパフェの店
「モモブクロ」は、JR池袋駅北口から徒歩3分の場所に、2019年6月にオープンしました。「夜パフェ専門店」とうたっているとおり、営業は夜が中心で、パフェとお酒などのドリンクのみを扱っています。もともと札幌で3店舗を展開していましたが、2017年に渋谷に「パフェテリア ベル」をオープン。「モモブクロ」はそれに続く東京で2店目の姉妹店です。店は地下にあり、細い階段を下りて中に入ると、シンプルかつおしゃれな空間が広がっています。
この店が話題を集めているのは、芸術的ともいえるほど美しく手の込んだ大人のパフェが味わえるため。厳選した旬のフルーツや北海道産の乳製品を使用し、その季節の最高の味を追求しています。酸味や甘みなどの味のバランスを計算し、各パーツの相性を考えて作られていて、お酒のあとにもするっとおなかに入るおいしさです。
パフェを作るのは、経験豊富なパティシエのスタッフです。パフェに使うアイスや各パーツはすべて手作り。10以上のパーツから成る複雑なパフェを、オーダーが入ってから組み立てています。
目と舌で存分に楽しみたい宝石箱のようなパフェ
「モモブクロ」のパフェは常時6種類ほど。すべて期間限定商品なので、その日にどんなパフェがあるかは、行ってみてのお楽しみです。新作情報は公式サイトに掲示されるので、チェックしておくといいでしょう。
写真左は「シャインマスカットと発酵乳と金魚鉢」(単品1800円、ドリンクとのセット2100円・税込)。上部の鮮やかな黄緑色と、白あんでできた赤い金魚が泳ぐ様が目にも楽しいパフェです。メレンゲ、シャインマスカット、ヨーグルトジェラート、マンゴープリンなどが入っていて、食べ進めるとどんどん味や食感が変わります。大豆のフレークやお米のパフなど、和の食材が入っているのも楽しいポイントです。 写真右の「ジャスミンのパフェ」(単品1700円、セット2000円・税込)は、ブルーハワイのシートを巻いた上部や、アズールというカクテルのジュレの青色が美しい一品です。パッションフルーツ風味のチョコの月や、黄色いムースがメルヘンチック。巨峰やブルーベリー、マスカルポーネクリーム、カシスジェラートなどが入っていて、こちらも飽きずに食べられる盛りだくさんな内容となっています。
写真左の「Princess peach」(単品1800円、セット2100円・税込)は、鮮やかな赤い色が印象的なパフェ。上部にはクランベリーとピーチを使った甘酸っぱいカクテル、ウーウーのシートが巻かれています。また、桃のコンポートの下の赤い部分は、キスインザダークというカクテルのジュレ。すべてのパフェにお酒が使われていることがこの店の特徴です。 写真右は生のリンゴやブラッドオレンジジュースが入った、オリジナルの「パフェテリアのサングリア(赤)」(単品700円・税込)です。パフェと共に注文する場合は、セット価格となり少しお得に。フルーティかつ甘すぎず、とても飲みやすいサングリアです。
「Princess peach」は、グラス底部のハートの飴やマカロンも手作り。北海道産ルバーヴのジャムには酸味がありますが、その下の白いシャンパンクリームが受け止めて、味をほどよく中和してくれます。
「モモブクロ」のお客さんは7~8割が女性。毎日20:00過ぎぐらいから混雑するので、ゆっくりとパフェを味わいたければ早めに行くのがおすすめです。 店内では、マフィン(280円・税込)やシフォンケーキ(500円・税込)などの焼き菓子を販売していて、おみやげにぴったり。各姉妹店のイメージキャラクターなどがプリントされた缶バッジ(各100円・税込)もかわいくて、ついほしくなってしまいます。
人の体は、アルコールを分解するときに糖分を使います。なので、お酒を飲んだ後に甘いものが食べたくなるのは自然なこと。それがこんな贅沢なパフェなら、満足感もひとしおです。さっぱりしてシメにぴったりの夜パフェ。飲み会後の新定番になる予感大です。
夜パフェ専門店 モモブクロ
ヨルパフェセンモンテン モモブクロ
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菅沼佐和子 写真:永岡邦彦
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