住職と地元住民が創った憩いの場「慈徳院」

与謝野町にある「慈徳院」では、地域住民や檀家らによって約11年前から境内の大師山にもみじが植樹されています。さらに“地域住民と交流の場になるように”という想いから住職ももみじを植樹したことで、毎年秋には裏山が鮮やかな紅葉に彩られ、近年では「紅葉寺」として知られるようになりました。日々コツコツと庭園づくりをしているため、毎年少しずつ風景が変っていくのも楽しみのひとつです。 京都市内の有名スポットにも劣らないほどに、赤と緑のグラデーションが美しく、京都北部の“穴場“紅葉スポットとなっています。裏山一面を独占しているかのような昼の紅葉も見物ですが、1週間限定のライトアップ期間には、夜空の下で一段と幻想的に彩られます。

五重塔×紅葉のコラボレーション「成相寺」

宮津市の「成相寺」は、日本三景・天橋立を見下ろす山間に建つ古刹。聳え立つ立派な五重塔と、数百本にも及ぶ紅葉のコラボレーションは圧巻です。昼には日本海や天橋立と一緒に紅葉を撮影することができ、11月9日(土)・10日(日)の夜は、2日間限定でライトアップされた幻想的な空間もお楽しみいただけます。

山頂から眺める一面真っ赤な「笠置山もみじ公園」

山頂に1300年の歴史をもつ笠置寺を構える笠置山では、辺り一面を紅葉に囲まれた幻想的な空間「笠置山もみじ公園」が楽しめます。11月は期間限定でライトアップされ、昼間とは違った空間を演出します。また、山頂からの眺望も圧巻であり、眼下に一面真っ赤に紅葉した公園や、木津川の流れを一望できます。

水鏡が映し出す幻想的な夜「けいはんな記念公園」

水景園＝日本庭園、芽ぶきの森＝里山など、日本の里の風景をテーマに造られた「けいはんな記念公園」。紅葉谷はもみじが自生する山地の谷間をデザインした庭園であり、約80本のもみじが織りなす真っ赤な景色が楽しめます。 さらに、夜には滝流れが止まり、水鏡となった水面に紅葉が映し出れ、幻想的な夜の散歩にぴったりです。

”宇治茶×アート“のライトアップイベントにも注目！「Premium Night 海住山寺 悠久」

南山城のお茶の開祖である慈心上人ゆかりの「海住山寺」では、宇治茶の豊かな香りと味わいを感じることができるライトアップイベント「Premium Night 海住山寺 悠久」を10月20日(日)の1日限定で開催。 当日は、国宝五重塔を舞台に金管五重奏のコンサートや、木津川アート2018作家のLEXTRIBEと舞踊家 河邉こずえ氏がコラボレーションした、特別なステージが行われます。 また奥の院では、(公財)煎茶道方円流によるお茶席や、本坊庭園のライトアップ、秘宝秘仏の公開も同時に開催する予定です。※有料コンテンツとなります。 見て、聞いて、味わって、身も心もリフレッシュいただけるライトアップイベントをぜひお楽しみくださいね。

***** いかがでしたか？ 秋の京都旅計画の参考にしてみてくださいね。