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2019.11.03
【東京】11/16-2/16|ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
デザイナーの皆川明さんが設立したブランド「ミナ ペルホネン」。流行に左右されずにオリジナルの生地から服を作ることにこだわって1995年に始まった活動は、いま、ファッションの領域を超えてホスピタリティを基盤にした分野へと拡張しています。 11月16日から清澄白河の東京都現代美術館で行われる展覧会では、生地や衣服、インテリア、食器などをはじめ、デザインの原画、皆川明の挿絵など創作の背景を浮き彫りにする作品群や資料も併せて展示。ミナ ペルホネンと皆川明のものづくりとその思想をこれまでにない規模で紹介します。
普遍的な価値を持つ“特別な日常服”のブランド
“pur”2018-19→AW photo: Mitsuo Okamoto
2019年11月16日(土)から2020年2月16日(日)にかけて、清澄白河にある東京都現代美術館にて「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」が開催されます。 「ミナ ペルホネン」は、流行に左右されず、長年着用できる「特別な日常服」をコンセプトするブランド。日本各地の生地産地と深い関係性を紡ぎながら、オリジナルの生地からプロダクトを生み出し、独自のものづくりを続けてきました。
展覧会の会期中に25周年を迎える「ミナ ペルホネン」
“one day”原画 2018-19→AW photo: sono (bean)
皆川さんがミナ ペルホネンの前身となる「ミナ」を立ち上げたのは1995年。“せめて100年つづくブランドに”という思いでファッションからスタートした活動は、その後インテリアや食器などライフスタイルへと広がり、現在ではデザインの領域を超えてホテルや宿のプロデュースといった分野へも広がり始めています。
創作の背景を見ることができる、かつてない規模の展示
“forest parade”2012→SS photo: L.A.TOMARI
この展覧会では、多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、生地や衣服、インテリア、食器等のプロダクトに加えて、デザインの原画、映像、印刷物、皆川明さんの挿絵など創作の背景を浮き彫りにする作品群や資料も併せて展示。 ミナ ペルホネンと皆川明さんの活動とその思考を覗くように、展覧会を楽しんでみませんか。
○「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」開催概要 【会期】2019年11月16日(土)~2020年2月16日(日) 【会場】東京都現代美術館 企画展示室3F 【休館日】月曜(2020年1月13日は開館)、2019年12月28日~2020年1月1日、1月14日 【開館時間】10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで) 【チケット】一般 当日券1500円(前売券1300円)
公式サイト
東京都現代美術館
とうきょうとげんだいびじゅつかん
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