354
2020.01.12
もちもち&ふんわりどらやきの虜になる人続出!鎌倉・銭洗弁財天近くの一軒家「佐助カフェ」
2019年10月、銭洗弁財天や佐助稲荷神社が位置する鎌倉・佐助エリアにアートと本が楽しめる一軒家カフェ「佐助カフェ」がオープン。木の温もりを感じる店内では、アートや本に触れながら、こだわりのコーヒーや絶品スイーツ、ボリュームいっぱいのサンドイッチなどを味わえます。観光地めぐりのちょっとした小休憩に立ち寄ってみませんか?
カフェ×アート×本が融合した空間
三角屋根が目印
鎌倉駅から徒歩約15分。お金を洗うと何倍にも増えて戻ってくると伝えられている銭洗水が湧く神社、銭洗弁財天へ向かうちょっと手前に、三角屋根の一軒家カフェ「佐助カフェ」があります。「アートや新しい本との出会いを楽しんでもらいたい」との思いから、店主の島崎さん夫婦が10月にオープンしました。
吹き抜けの広々とした店内
木の温もりと明るい光を感じる広々とした店内は、村上春樹『遠い太鼓』や安西水丸『てくてく青空登山』など島崎さんおすすめの本があちこちに配置され、自由に手に取ってみることができます。空間全体が展示スペースにもなっていて、相手を思い手紙を書く時間を味わう「紙で伝える展」など、アートや本にまつわるさまざまな企画展を計画しているそう。
店内奥でゆっくり過ごすのもおすすめ
陶芸家の奥様が手掛けたカップ
また、店内のお皿やカップなどは陶芸家の奥様がひとつひとつ手作りしたもの。近所にある佐助稲荷神社にあやかって作られたかわいらしいキツネのキャラクターが器や店内にひょっこりと隠れていて、キツネアート探しも楽しめます。
もちもち&しっとりの絶品スイーツ
「佐助焼き」(400円/税別)
カフェメニューも充実しています。どらやきが大好きな店主が長い月日をかけて作り上げた「佐助焼き」(400円/税別)は膨張剤不使用のもち粉100%で作るグルテンフリーな一品。もちもち食感の生地の中には、地元のあんこ屋さんで毎日手作りするできたてのあんこがたっぷり。
あんこは「つぶあん」と「季節のあんこ」の2種類から選べ、今の季節は、茹でたサツマイモを白あんに練りこんで提供しているそう。「佐助焼き」は季節のフルーツや生クリームが添えられていますが、単品のみのテイクアウト(220円/税込)もできます。
気持ちの良いテラス席
コーヒーは、湘南・葉山にあるスペシャリティコーヒー専門店「イヌイットコーヒーロースター」の豆を使用。エチオピアとコロンビアの豆を使った爽やかな甘みが感じられる中煎り「佐助ブレンド」(500円/税別)と、インドネシア・マンデリンとブラジルの豆の深いコクを感じる深煎り「“黒”佐助ブレンド」(500円/税別)の2種類を楽しめます。
胃袋も満足のボリューミーなメニューも
「ホットロースポークサンド」(1200円)
観光名所やハイキングコースのそばとあって、ボリューム満点のお食事メニューも。たっぷりの鎌倉野菜と季節のスープが付いた「ホットロースポークサンド」(1200円/税別)は、特製のスパイスでマリネしたやわらかい自家製豚ロース肉、アボカド、チェダーチーズをチャパタにサンドしたもの。ほかにも「ビタミンサラダ」など、ヘルシーだけど、胃袋もしっかり満たしてくれるメニューが揃います。
島崎さん夫婦
鎌倉のアートや新しい本との出会いを楽しめる「佐助カフェ」。ぜひ、鎌倉散歩の立ち寄りリストに加えてみてはいかが?
佐助カフェ
サスケカフェ
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
田賀井リエ 写真:キムラミハル
Writer
田賀井リエ
東京都在住。フリーエディター&ライター。趣味は街歩きと食べること。
の人気記事