992
2016.02.19
開店から10分だけオーダーできる。どらやきの皮に発酵バターを挟んで食べる「うさパンケーキ」
※こちらの記事は2016年2月19日に公開されたものです どら焼きで有名な老舗和菓子店「うさぎや」がプロデュースする上野「うさぎやCAFE」では、店伝統のあんを使用した和スイーツが食べられます。他では決して味わえないユニークなメニューに目移りすること必至です。
ハワイアンな空間のカフェ
店主の好きな“ハワイ”が空間のコンセプト
東京メトロ上野広小路駅A1出口から徒歩2分。中央通り西側、2本目の静かな路地に「うさぎやCAFE」があります。 紺色ののれんをくぐると、和風な外観からがらりと一変。ハワイアンミュージックが流れる店内は、観葉植物やロコガールの人形が置かれた、明るい印象です。こちらは1913(大正2)年創業の和菓子店「うさぎや」が営む和カフェです。
自家製あんのしるこからチーズがとろーり
「うさ志る古フロマージュ」(珈琲セットで1240円)
どら焼きを看板商品とする「うさぎや」は、あんが自慢の和菓子店です。北海道十勝産の厳選した小豆を、職人たちが代々引き継いできた伝統製法で炊き上げています。
そんなとっておきのあんを使用したスイーツのなかで、一番人気は「うさ志る古フロマージュ」。 北海道の農場「ノースブレインファーム」から取り寄せているチーズが、温かいあんの上でとろけているうちに、「うさぎや」人気の最中の皮にのせていただきます。ほくっとしたあんの自然な甘さが、チーズの塩気と絶妙なバランスです。
さらりと日本酒をかけて食べる「うさ氷」は絶品
通年食べられるのもうれしい
ひんやりスイーツにも「うさぎやCAFE」ならではの遊び心があふれています。 あんと名物どらやきの皮に使用するハチミツ、「ハワイウォーター」でつくった氷を盛った「うさ氷」。ミルクがけの「みるくうさ氷」もありますが、ぜひおすすめしたいのは「日本酒うさ氷」です。
自分で日本酒をかけるので、量も調整できる
氷に添えられた日本酒は、広島県の純米酒。口あたりのやわらかな「ハワイウォーター」から生まれる繊細な氷は、口のなかでスッと消えてゆきます。しゃりっとした氷とハチミツがけの粒あんに、純米酒の芳醇な甘みがおどろくほどマッチします。 最初は氷をすくったスプーンに少しずつかけながら食べ、残り半分ほどになったら全体にまわしかけてみて。みぞれ汁のようになり、また違うスイーツをいただいているかのようです。
開店から10分だけ! どらやき生地の特製パンケーキ
「うさパンケーキ」(特製ドリンク「うさ餡みるく」セットは1080円)
ハワイ定番の朝食・パンケーキをイメージした「うさパンケーキ」は、朝のスペシャルメニューです。朝、どら焼き用に焼いた皮を使うため、開店からわずか10分間という生地が温かい間しか提供していないのだとか。ホカホカのパンケーキにバターを塗り、数秒待ったら食べ頃です。 一つひとつの素材を厳選しているため、どのメニューも大満足間違いなし。「うさぎやCAFE」で新感覚の和スイーツを楽しんでみてはいかが?
うさぎやCAFE
ウサギヤカフェ
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
青木 萌
の人気記事