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2020.02.02
ふわりと花が香るケーキ♪ 京都御所西のパティスリー「ラマルク」
御所西に2019年5月、オープンしたパティスリー「LAMARCK(ラマルク)」。シンプルさのなかにワクワクするような独創性が散りばめられていて、評判を呼んでいます。イートインスペースもあるので、旅の途中でも気軽に立ち寄れますよ。
シェフパティシエが修業したパリの通りが名の由来

ショーケースには10~12種のケーキが並ぶ
地下鉄東西線・今出川駅から歩いて6分ほど。今出川通を西へ、新町通との交差点を南へ下がると「LAMARCK」があります。パリや東京、大阪などで研鑽を積んだシェフパティシエの吉田達哉さんがご夫妻で営むお店です。ガラス張りの開放感あふれる雰囲気に誘われて店内へ。

白とライトグレーを基調とした店内はカフェのように気さくな雰囲気
“幸せの鳥” を表す焼き菓子を求めて

「オワゾー ドゥ ボヌール」(216円)
入ってすぐ右手にはテイクアウトの焼き菓子がさまざまに並びます。 奥様が鳥好きなことから誕生したレモンのサブレ「オワゾー ドゥ ボヌール」は“幸せの鳥”という意味なのだとか。ことりっぷマガジン最新号vol.23の表紙にもなっているんですよ。

「華やぐ森の香り」(626円)
こちらは、抹茶の生地と抹茶のバタークリームを交互に重ねた抹茶のオペラ「華やぐ森の香り」。チョコレートクリームにグレープフルーツの果汁を、下の層に果皮を練り込んで、グレープフルーツの“苦み”を重ねています。 「たっぷりバニラのシュークリーム」は、シュー生地にのせた粗刻みのアーモンドとクラックランが香ばしく、注文を受けてからクリームを詰めてくれるので、サクッとした食感。

「たっぷりバニラのシュークリーム」(356円)
香りの余韻を感じるシンプルなケーキ

「エギスアイム」(648円)
タルトの上にバラの香りを添えたホワイトチョコのクリームやスミレが香るムースをのせた「エギスアイム」もおすすめです。フランス北東部・アルザス地方の花の町をイメージしたという一品で、香りのグラデーションが印象的。

テイクアウト用のお包み
販売しているケーキは、窓辺のイートインスペースでいただくことができます。珈琲は上京区の珈琲専門店が焙煎するオリジナルブレンドで、しっかりと苦みとコクを感じられるタイプ。一杯ずつハンドドリップしてくれます。 京都御所や京都御苑からひと足のばして、至福のスイーツタイムはいかが。 「ことりっぷマガジン冬号 Vol.23」では、「LAMARCK(ラマルク)」のほかに京の街で味わいたい外国のおやつをご紹介しています。和菓子だけでなく、和と洋を融合した洋菓子も魅力的ですよ。甘い香りに誘われて、京都の極上のおやつに出会う旅はいかがですか?
【ことりっぷマガジン Vol.23】
特集「あたらしい京都」
あたらしい年の最初の旅提案として、伝統と新しさが混在するあたらしい京都へと誘います。京都らしい凛とした冬の旅を様々な切り口で特集しました。

LAMARCK
ラマルク
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佐藤理菜子 写真:小川康貴
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