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2020.02.15
いま気になる、京の手みやげ13選
旅のおみやげはもちろん、贈りものにもおすすめの京都で作られた珠玉の甘いもの。老舗の新商品や地元の名店へ立ち寄って、自分好みを買って帰りませんか。このシーズンにおすすめのお菓子をご紹介します。
和菓子店とコラボしたコーヒーの羊羹×ゼリー「旅の音」
コーヒーゼリーの花ようかん(1棹1436円)、ドリップパック(200円)
元田中駅から5分ほど歩いたところにあるシェアアトリエ「the SITE(ザサイト)」の一角にある、コーヒーロースター「旅の音」。 自家焙煎のスペシャルティコーヒーを使い、創業150年以上の和菓子店「七條甘春堂」が仕上げた「コーヒーゼリーの花ようかん」は、ほかにはないハイカラな羊羹です。ミントゼリーとラズベリーの下にミルク羹、羊羹、コーヒーゼリーの4層が織りなす深い味わいをコーヒーと共に楽しんで。
「旅の音」の記事はこちら
珈琲焙煎所 旅の音
コーヒーバイセンショタビノネ
フルーツを取り入れた新しい和菓子「NEXT 100 YEARS」
フルーツの羊羹(1箱1730円)
かわいらしいかたちの落雁が人気の干菓子の専門店「UCHU wagashi」。「和菓子のこれからの100年を創りたい」という店主の思いから、新ブランドが生まれました。京都伊勢丹の地下1階食品フロア内にある「NEXT 100 YEARS」では、2種の店舗限定品を販売。 「フルーツの羊羹」は、白いんげん豆を使う餡とスモモやブドウなどによるフルーツ羹を合わせた爽やかな味。もっちりとした寒梅粉の生地にフルーツの果汁を加えた「宝石の菓子」は、グミのような食感です。
宝石の菓子(梅味)1箱1380円。ほかレモン、マスカット、ココナッツの全4種
NEXT 100 YEARS
ネクストワンハンドレッドイヤーズ
ふわんと洋酒を効かせた焼き菓子「グランヴァニーユ」
(左)ケークショコラ フィグオランジュ(1300円)、ケークオフリュイ(1300円)
烏丸御池駅から徒歩3分の「grains de vanille(グランヴァニーユ)」は、パリの名店などで修業をした津田励祐さんがオーナーパティシエをつとめる洋菓子店。カウンターには、美しいデコレーションの魅力的な生菓子が並びます。果実味あふれるパウンドケーキなどの焼菓子がおみやげに人気。ドライフルーツたっぷりのパウンドケーキは、シンプルで大人っぽいパッケージもかわいいですよ。
grains de vanille
グランヴァニーユ
ちょこんと愛らしいサイズのお菓子「といろ」
露の色〜たまつゆ〜(1箱810円)
創業260余年の老舗の和菓子店「俵屋吉富」による「といろ by Tawaraya Yoshitomi」は、十人十色の想いを和菓子の彩りで添えて贈りたいと考えられた新ブランド。京都駅直結のジェイアール京都伊勢丹地下1階の店舗が唯一の直営店です。 山椒や白味噌、柚子などの和の素材を取り入れたこし餡の和菓子「露の色〜たまつゆ〜」や、口の中に入れるとふわりと香りが広がる柚子のかたちのラムネ「都色〜ユズ〜」など、昔から愛されてきた和菓子をベースにした現代的なお菓子がに目移りします。
都色〜ユズ〜(1箱864円)
といろ by Tawaraya Yoshitomi
といろバイタワラヤヨシトミ
老舗「イノダコーヒ」によるドイツ菓子「ケーキ工房 ケテル」
(左)ザルツキプフェルン(500円)、(中) コーヒーガレット(350円)、(右)クランベリークッキー(350円)
京都発祥の老舗の喫茶店「イノダコーヒ」。その本店の近くにある「ケーキ工房 ケテル」は、「イノダコーヒ」が営む、持ち帰りのお菓子専門店。菓子職人ケテル氏の味を受け継ぐ、ジャーマンブレンドコーヒーを練り込んだコーヒーガレットなど、ドイツ菓子をアレンジした焼き菓子や生菓子がそろいます。アーモンド味×塩味のザルツキプフェルンなどの焼き菓子は種類豊富で、迷いながら選ぶのも楽しさも感じられます。
ケーキ工房 ケテル
ケーキコウボウケテル
シャンパンのおともになるオトナの和菓子「亀屋清永」
京きんつば 吟角(2個入・770円)
1617(元和3)年創業の老舗京菓子店「亀屋清永」の本店があるのは、京都の名所、八坂神社の目の前。奈良時代に伝わった唐菓子を今に伝える伝統の菓子から、ゴッホの絵にインスピレーションを受けたモダンな羊羹までがラインナップ。 「京きんつば 吟角」は、江戸のお菓子「金つば」が、実は京都が発祥で「銀つば」という名だったという逸話から生まれた新感覚の菓子。伝統的なきんつばに、イチゴを練り込んだ新しい味わい。コーヒーやお酒にもよく合います。
亀屋清永
カメヤキヨナガ
パティシエが手がける和菓子へのオマージュ「エスパス キンゾー」
パート・ド・クルスティヤンAセット(1箱1850円)
2018 年に惜しまれながらもその幕を閉じたパティスリー「オ・グルニエ・ドール」のオーナーパティシエ・西原金蔵さんが、2019年6月から再始動。以前の店舗があった建物の2階で、構想3年の砂糖菓子専門店を週末限定でオープンしています。 フランス語で「砂糖菓子」を意味するコンフィズリーと、和菓子の「琥珀羹」を組み合わせたような「パート・ド・クルスティヤン」は、寒天を使った半生菓子。バジルや実山椒、ゆずなど意外な組み合わせが楽しめます。
ESPACE KINZO
エスパスキンゾー
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text:Yoshiko Doi photo:Shunpei Hoshi 編集:ことりっぷ編集部
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