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2020.05.30
ドライフラワーをインテリアに♪花ある暮らしを始めよう!
落ち着いた大人っぽい色味が独特の存在感を放つドライフラワー。ナチュラルなインテリアとしてドライフラワーを提案する専門店も増え、生花とはまた違う癒しのエッセンスを与えてくれると最近人気が高まっています。そこで、もうすぐ始まるじめじめシーズンの梅雨を快適に迎えるため、おうちをすてきに彩るドライフラワー特集をお届け。第1回目は、ドライフラワーの飾り方をご紹介します。 教えていただくのは、北海道・富良野にある雑貨&ドライフラワーショップ「花七曜」のオーナー、松本さんです。ナチュラルで柔らかい空気感を作り出すスタイリングは、そこだけやさしい風が吹いているよう。古道具のような味わいのある雑貨と合わせたり、アートのように壁に吊るしたりと、松本さんのエッセンスが詰まった花の新しい楽しみ方を発見してください。
形の異なる瓶に入れて、オブジェのように
高さを揃え、色や種類、ボリュームを変化をつけたスタイリング
「〝異なる形のフラワーベースに、違う種類のお花をいけるのは難しそう〟と感じるかもしれませんが、コツさえつかめば好バランスに。 キチンと見せたい時はベースの高さとボリュームを揃えるのがポイント。一方動きを出したい時はベースの高さ、色、ボリュームのどれかひとつだけ統一を。それさえ守れば色を全て変えてもよし、ひとつだけボリューミーな花を飾るもよし、自由にスタイリングを楽しんでください。躍動感溢れる雰囲気が演出できるので、シンプルなインテリアのアクセントにもなりますよ。 いずれの場合もベースの数は奇数(3つか5つ)がおすすめです。中心に目線が集まりやすいため、バランスが取りやすくなります」。
ドライフラワーをディスプレイするのにぴったり、かわいい「ガラスジャー」 (3520円)
アートのように壁にディプレイ
「壁につるす時も〝異なる形の瓶にいける〟時とポイントは同じ。質感や色、丈を揃えキチンと感を演出するのもすてきですし、色・質感・丈・ボリュームのどれか1つを統一させ、あとは壁に絵を描くような感覚で自由にスタイリングを楽しむのもいいですね。 写真では、同じ種類のあじさいアナベルを壁に吊るしていますが、花の種類は好きなテイストによって変えてみてください。かわいい系なら千日紅(ピンク)やアンモビューム、シックな感じを表現したいならヤロウにラベンダー、ラグラスやハルユタカ麦などがおすすめ。 ブロムスグラスやリスの尾、麦などグリーンだけでコーディネートして、シンプルにまとめると大人っぽい雰囲気に!」
「ブラックアイアンのシンプルなバー&フックに吊るすのもおしゃれです。リビングならお気に入りのオブジェと共に、キッチンであればリネンやカップなどと一緒に…など、自分のライフスタイルに溶け込むような飾り方もさりげなくて遊び心を感じます」
「アイアン バー & フックセット L」(1485円)
味わいのあるブリキの容れ物とコーディネート
「少し古びたブリキの植木鉢はそれだけで存在感があるので、ボリューミーな花を一本活けるだけで雰囲気が出ます。初心者さんがトライしやすいのはあじさいアナベル(写真右)やユーカリのほか、あせびやネコヤナギなどの枝物です。小ぶりのポットに飾る場合はラベンダーを束状にして、ラフにいける(写真左から2番目)のもナチュラルな印象ですてきです」。
ひときわ存在感を放つ花や枝ものをフラワーベースに
「それ自体がお部屋のアクセントとなるような高さのある花を活ける場合は、それに似合うベース選びが重要です。 お部屋のテイストにあったもので、かつ安定感があるものをセレクトしましょう。写真のようなガラスのフラワーベースは、比較的どのインテリアにも合わせやすく、かつお花や枝を引き立たせ印象づけます。 写真のようなボタニカルな枝ものは爽やかな印象を与えるので、今から夏にかけての季節におすすめ。秋から冬にかけては、あせび、野ばらの実、ナンキンハゼなど実がついた枝もので、さりげなく彩りをプラスしても場がパッと華やぎます」。
松本さんのすてきなエッセンスが詰まったスタイリングはいかがでしたか?「花七曜」は花とナチュラルな暮らしをテーマにしたドライフラワーと雑貨のショップ。北海道・富良野にあるご自宅の蔵で作ったドライフラワーと古道具のようなレトロな雑貨が揃います。ショップに併設されたゲストハウスやカフェでは、すてきな花と雑貨に囲まれたナチュラルなライフスタイルが体感できますよ。
「花七曜」のドライフラワー&雑貨はこちら
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神島由布子 写真/花七曜
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