132
2020.08.08
個性が際立つひんやりスイーツでクールダウンを /金沢「esnica」
夏も本番を迎え、ひんやりスイーツが欲しくなる季節。金沢市元菊町にある「esnica」では、かき氷はもちろん、レトロな「ミルクセーキ」や「角立ちプリン」など、涼しげな夏スイーツが堪能できます。 地元の作家さんとコラボして作ったオリジナルの器や、九谷焼などに盛られた見た目も美しいスイーツを堪能して。
アートギャラリーのような店内
金沢駅から車で5分ほど。ブルーの入り口が目を引きます。 東の建築をイメージしたと言う店内の壁もブルー一色。モダンなアートパネルが飾られ、まるでギャラリーを訪れているかのよう。
中東をイメージした店内
料理と一緒に器を楽しんで
それぞれ特注の九谷焼の器たち
「同じお皿を揃えない」というこだわりがある「esnica」。同時に同じメニューを頼んでも、同じお皿で出てくることはありません。器が違うため、同じメニューでも、どこか表情が違ってみえるという面白さを楽しめます。 最近新調したかき氷の器は、地元の作家さんや全国の美大生とコラボして作られた特注品。涼し気ながら優しい色合いの器は、九谷焼なんだそう。
なめらかな口どけな「ミルクセーキ」
「ミルクセーキ」(605円)
「ミルクセーキ」は、優しい甘さが身体に沁み渡り、どこかクセになるおいしさです。上にのっているチェリーは、見た目と味と共にアクセントに。ふんわりとなめらかな口どけは、ホッとひと息できるような温もりを感じられます。
「チョコミントセーキ」(660円)
ミント味のミルクセーキに、ザクザクした食感のカカオニブを混ぜた「チョコミントセーキ」。 チョコミントと言えば、はっきりと“好き嫌い”が分かれるフレーバーですよね。「チョコミントセーキ」は、チョコミントが苦手な方でもチャレンジしやすいよう、ほどよいミント感の中に優しい甘さが広がります。スースーしすぎない、ミントのすっきり感で爽快感を感じてみてはいかがでしょうか。
宝探し気分を味わえるかき氷
新たにメニューに加わったかき氷は、金沢生まれ金沢育ちの純氷「金澤氷室」の氷を使っているのだそう。「ティラミス」と「抹茶」を通常メニューとし、季節ごとに変わる追加のフレーバーが楽しめます。
「ティラミスかき氷」(1,320円)
「esnica」のかき氷は、氷の中身にも秘密がいっぱい!ティラミスのかき氷は、コーヒーゼリー、パンナコッタ、生クリーム、エスプレッソ・ミルクシロップ、チーズのエスプーマ、ココア・カカオパウダーと、まるでパフェのようにボリュームたっぷり。 スプーンが進むにつれ、新たな発見があり、まるで宝箱を探し当てたかのように楽しめるかき氷は、今年の大人気メニューになりそう。まさに”食べるパフェ”と比喩できるほど、食べ応え抜群です。
しっかり食感の「角立ちプリン」
角立ちプリン(495円)(C)studio9ue
四角いフォルムがかわいいプリンは、滑らかさもありながら固めの食感に。少しビターなカラメルと、プリンの濃厚さが絡み合います。
多国籍感じるランチメニューも
「ガパオライス(ミニサラダ付)」(990円)
定番メニューの「ガパオライス」や「キーマカレー」に加えて、多国籍なメニューを楽しめるランチタイムも見逃せません。「esnica」では、年を通してある固定メニューが少なく、次々とメニューを一新していくのが特徴的。 オープン当初から一番人気の「ガパオライス」は、ガパオ特有のクセがなく、誰でも食べやすい味付けに。本場タイでも使われているホーリーバジルが、味わいのアクセントになり、さらなる美味しさを引き立てます。目玉焼きと一緒に食べれば、まろやかさもアップ。優しい味わいに、思わずにっこりしてしまうかもしれません。
esnica
エス二カ
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
土屋香奈
の人気記事