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2020.10.14
洋館めぐりの途中で見つけたオシャレなパン屋さん♪横浜「ブラフベーカリー」
青い扉が目印の「ブラフベーカリー」は斬新なニューヨークスタイルのベーカリーです。味わい深いバケットやアメリカンサイズのシナモンロールなど、店内はあれもこれもと思わず手が伸びてしまうほどワクワク感でいっぱい。スタイリッシュな店内でお気に入りを見つけてはいかがでしょうか。
店名は歴史のあるエリアを象徴する地名から
みなとみらい線元町中華街駅から徒歩10分
横浜元町のメインストリートから山手方面へと向かう代官坂の途中にある「ブラフベーカリー」。横浜の開港当時この界隈は切り立った崖という意味のBLUFF(ブラフ)と呼ばれ、外国人居留地として洋館が立ち並んでいたエリアです。現存する洋館の名称にもブラフの文字が使われその頃の様子をうかがわせます。この地で生まれ育ったハマッ子の店主・栄徳剛さんも慣れ親しんだ土地の名前をそのまま店名にしました。
イメージしたのはニューヨークのセレクトショップ
基調となっている鮮やかな青は栄徳さんお気に入りのイヴ・クラインブルー
窓枠など青をポイントにしたニューヨークスタイルの店内は、アンディー・ウォーホルのポスターが掛けられ明るくスタイリッシュです。壁を額縁のように大きく切り取った部分からはパンを焼く工房の様子がうかがえライブ感が味わえますよ。
焼きたてが次々と補充される「ハーシーズチョコレートクロワッサン」(320円)「クロワッサン」(240円)
パンの創作はとことん素材を選びぬくことから
香ばしく焼き上がる特注の食パン型を使用「ブラフブレッド」(530円)
100種類以上あるパンも、一つの種類を作り出すときにこだわるのが素材なのだそう。特に小麦粉などの粉類はイメージした味や食感を表現するために、国内をはじめイタリアなど世界中を探し求めて取り寄せることもあり、こうしたモノづくりの行程が個性のあるパンを作りあげます。 食パンもそうした試行錯誤の中から生まれました。北海道本別町にある農家さんが栽培する小麦「キタノカオリ」と生クリームを使った食パンは、しっとりもっちりの食感でこれをお目当てに遠くから足を運ぶリピーターも多いのだとか。
ワクワクしながら選ぶ楽しい時間を過ごせるベーカリー
発酵バターでつくった特製ミルククリームをやわらかめのバゲットでサンドした人気商品「ミルクスティック」(210円)
選び抜いた素材と確かな技術で焼き上げるパンは仕上がりもオシャレでキュート。米油であっさり揚げたドーナツはグレーズにナッツや抹茶などをたっぷりと贅沢に使用し、デニッシュやマフィンの大きなぽってりとしたフォルムは見ているだけでもワクワクしてきます。刻んだリンゴを練り込んだ生地をカボチャの生地で包んだ「かぼちゃメロンパン」の表情は心がなごみますね。
(左上)全粒粉入りドーナツ「NYCドーナツチョコレート」(290円)、「かぼちゃメロンパン」(230円)(右上)ボリュームたっぷり「キッシュ」(530円)、(左下)クリームチーズのアイシングがかかった「シナモンロール」(320円)、「アップルシナモンロール」(320円)(右下)「デニッシュ」(230円~)
お取り寄せでいつもの食卓にワクワク感をプラス
バゲット類を包むのは店内の様子が描かれた包装紙 左から「フレンチバゲット」(270円)、「グラノーラバー」(250円)、「かぼちゃメロンパン」、「抹茶ホワイトチョコドーナツ」(290円)、「ミルクスティック」
今回ご紹介した店主のこだわりが光るパンはオンラインショップからもお取り寄せができますよ。売り切れの場合でもリクエストしておけば再入荷のお知らせがメールで届くので、ぜひワクワク感いっぱいのパンに出会ってくださいね。
オンラインショップはこちらから
ブラフベーカリー
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高橋真里
Writer
高橋茉弓
おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
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