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2020.11.03
【毎日おやつ】香り高い紅茶フレーバーのひんやり水羊羹「アールグレイ水ようかん」/福井県
全国各地のおいしい・かわいいおやつを紹介する「毎日おやつ」。自宅でのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みを使った逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は福井県の「アールグレイ水ようかん」をご紹介します。
のど越しつるん!どの季節にも合う「アールグレイ水ようかん」
明治時代に流行ったデザインや色調を取り入れた、レトロ感の漂うパッケージ
つるんとすっきりしたのど越しと、冷蔵庫から出したてのひんやりとした口当たりがおいしい水羊羹。お中元や夏の手みやげのイメージがありますが、福井県では寒い冬にこたつで水ようかんを食べることが多いそう。そのため、県内では冬になると店頭にたくさんの水羊羹が並び始めます。 「アールグレイ水ようかん」は、国産小豆に越前塩をほんのりきかせ、アールグレイティーで炊き上げた水羊羹。アールグレイ紅茶の特徴である濃厚なベルガモットの香りをいかして、さっぱりとした甘みの水ようかんに仕上げています。口に含むと、水羊羹のなかでも特に柔らかといえる口当たり。よく練られた小豆はなめらかな舌ざわりで、つるんとのどをすべり落ちていきます。
大正時代から続く、冬にこたつで食べる福井の習慣
ほかにプレーン、珈琲、ほうじ茶の味がある。「米又」では添加物を使わずに常温で賞味期限180日の水羊羹を開発
福井の水羊羹は個包装ではなく大ぶりなかたちも特長です。一竿の羊羹の半分ほどの厚みで、四角い箱いっぱいに水羊羹が流し込まれています。「アールグレイ水ようかん」の紙箱を開けると、中は一面の水羊羹!見慣れていないとちょっと驚くかもしれません。 別名を「丁稚ようかん」とも言うこの水羊羹。はっきりした由来は不明ですが、京都に奉公に出ていた人がおみやげに持ち帰った説などがあるそう。冬休みに実家で久しぶりに会う家族と楽しむものだったのでしょうか。それが現在でも冬に食べる名残なのかもしれません。みんなでおやつを囲む時間は、いつの時代も変わらない楽しさですね。
【おやつデータ】
●アールグレイ水ようかん
価格:540円
内容:190g
賞味期限:常温180日間
購入できる主な施設:道の駅・観光地売店
オンラインショップ:https://shop.yonemata.jp/
米又
ヨネマタ
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ことりっぷ編集部 撮影:清水ちえみ
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