駅から徒歩30秒のパン屋さん

御岳山行きのバス停にも近い

JR青梅線の御嶽駅を出て左手に少し歩いたところにある「Bakery Letter」は、2020年6月にオープン。自宅でパン教室を開いていた店主の小嶋さんが新たに始めた小さなベーカリーで、店名には「手紙に想いを乗せて届けるように、お店を通じて心地よい時間を届けたい」という思いが込められています。 駅近でアクセス便利なこちらのお店には、ハイキングやカヤック、ボルダリングにツーリングなど、御岳周辺でアウトドアアクティビティを楽しむ人たちが多く訪れ、ランチやおやつ用にパンを買って行くそうですよ。

お惣菜パンからおやつパンまで約15種類が並ぶ

10時（平日は12時）の開店と同時に、次々にパンが焼き上がる

お店では、店主の小嶋さんが仕込みから接客まで1人で切り盛り。原材料にこだわり、小さな厨房で体にやさしい無添加パンを焼いています。「春よ恋」という北海道産小麦と白神こだま酵母、きび砂糖や天然塩を使って仕込んだパンは、ふわふわでもっちり。しっとりした口当たりで、小麦粉の風味が感じられるのが特徴です。

（左上）自家製あんこバター250円（左下）封筒をモチーフにしたお店のロゴ（右上）厚切りピザトースト250円（右下）シナモンロール280円、ミニ食パン320円

お店で一番人気があるという「ミニ食パン」は、ふわっふわの食感がやみつきに。かむごとにほんのりとした甘みが口の中に広がるので、何もつけずにまずはそのまま味わってみてください。 ほかにも、自家製あんことバターがベストマッチの「自家製あんこバター」や、ミニ食パンの厚切りにピザの具をのせた「厚切りピザトースト」も人気。お店には、常時15種類ほどのパンが並びますが、気まぐれで新作が登場することもあるそうですよ。

袋タイプのコーヒーは御岳みやげにも

「八ヶ岳の余韻」「御岳の手紙」はそれぞれ1コ160円、3コセット440円、7コセット950円

お店では、パンとのペアリングを考えて作られたオリジナルブレンドのコーヒーバッグも販売しています。コーヒーバッグとはティーバッグのコーヒーバージョンのこと。カップに入れてお湯を注ぎ、1分ほどで本格的なコーヒーが味わえます。手間をかけずにおいしいコーヒーが飲めるので、アウトドアシーンにぴったり。 山梨県北杜市のお米農家・今井農園が展開しているオリジナルブレンドコーヒー「八ヶ岳の余韻」に、新たなラインナップとしてBakery Letterの「御岳の手紙」が加わりました。グアテマラやコロンビアの豆をブレンドしたコーヒーは、お店のパンとの相性を考えて、ちょっぴり苦味のある味わいに仕上げています。

不定期でパン教室も開催

パン教室は所要3時間半程度。2種類のパンを作る（1種類2800円〜）

小嶋さんは自宅で行っていたパン教室の経験を活かし、お店でも少人数制（3名〜）のパン教室を不定期で行っています。山型食パンやカレーパン、ベーグルなど、メニューは80種類以上も。その中から、好きなメニューを2つ選んで作ることができます。興味がある人はお店のホームページをチェックしてみてくださいね。