中身が気になるユニークなボックス

まんじゅうはそれぞれの調味料の説明が書かれた箱に入る

和菓子でもない、洋菓子でもない、新しい味覚のお菓子を生み出す「COUTURE FUKUIDO TOKYO」（クチュールフクイドウトウキョウ）。岡山県備前市で1871（明治4）年に創業した老舗の和洋菓子店「福井堂」が2019年に始めたお店です。店舗ではおしゃれなパッケージのお菓子が工夫を凝らして陳列され、まるでギャラリーのような雰囲気。センスのある手土産を選びたいときに訪れたくなる空間です。ここにしかないものといえば、醤油を使ったおまんじゅうの「醤」シリーズ。専用のボックスは醤油蔵のようなデザインで、6個入りは黒、12個入りは白いボックスが用意されています。

モチモチの生地に醤油が香る初めての味わい

白餡をベースにそれぞれの調味料をほどよくブレンド

調味料の説明を書いた箱の中にはおまんじゅうがひとつずつ。どれから食べようか迷いますが、まずは商品名にもなっている「醤油」から。生地はもっちりしていて、ほんのり醤油色の餡はほのかに塩気があり深いコクを感じます。「もろみ」は味噌を思わせる香りと、もろみの甘みが生きた味わいに。他にも「白醤油」、「土佐醤油」、「ゆずポン酢」、「焼きあごだし」があり、各調味料の個性を生かしたフレーバーは全部で6種類。甘いだけではない大人が楽しめるおまんじゅうは、岡山市北区問屋町にある店舗でイートインもできますよ。