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2021.07.19
しあわせ呼ぶ♪贈り物にもぴったりな、日本全国の縁起の良いお菓子10選
挨拶やお礼を兼ねてお菓子を持参したり贈る際、どんな品を選べば良いのか迷うことがありますよね。そんなときは、相手のしあわせを願う、縁起のよいお菓子がおすすめです。今回は、おめでたい富士山、縁起がよいだるまや招き猫モチーフのもなかなど、その由来と併せてお届けします。また、帰省の代わりに贈るギフト「帰歳暮」にもぴったりですよ。相手の福を祈り、感謝の気持ちを形にした素敵なお菓子を送ってみてはいかがでしょうか。
移ろう富士の四季を表現した羊羹「あまのはら」/東京都
富士山は、末広がりのかたちであること、音を「無事」とかけて縁起のいいことなどから、山のように高い理想や目標がかなうといわれています。今回ご紹介するのは、そんな富士山をモチーフにしたお菓子。 「あまのはら」は、どこを切り分けても同じ色の配色がない羊羹。裾野から萌黄色が広がる春、頂の雪が解け山肌が現れる夏、紅葉に染まる秋、冠雪を抱く冬と、ひと棹のなかに四季の移ろいが表現されています。空の部分はほのかなレモン風味の錦玉羹。道明寺粉を使用した雲が口当たりにアクセントを加えます。末広がりになっている山は、なめらかなこしあんの味わいです。
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和と洋を結んだ新たなスイーツ「きんつばビスキィ」/石川県

可愛らしい梅結びの水引をイメージした上品な箱に入った「きんつばビスキィ」。金沢で古くから親しまれているきんつばと、なめらかな口当たりのビスキィが二層に重なる新感覚のお菓子です。 ビスキィとは、小麦粉にバターや卵、牛乳などを加えて焼いたフランスのお菓子のこと。金沢の老舗和菓子店が製造する和と洋の素材を使用したお菓子はコーヒーや紅茶にもよく合い、幅広い年齢層におすすめできる一品です。2段、3段と重ねることもできるパッケージは、まるでお重箱のよう。特別な日の贈り物にも利用できるのが嬉しいですね。
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幸せはこぶパステルカラーのさっくりあられ 「おいり」/香川県
ピンク、白、赤、黄色に水色。幼いころに食べたコンペイトウやラムネ菓子のようななつかしい気持ちにさせるのは、香川県西部の伝統菓子「おいり」です。おいりの始まりは400年以上前、当時の丸亀城主の姫君が嫁ぐお祝いに、城下の人が五色の煎ったあられを献上したことに由来します。以来、結婚の折にはおめでたいお煎りものとして親しまれ、略して「おいり」と呼ばれるようになり現在も結婚など、お祝いの席に欠かせないお菓子のひとつとなっています。 「おいり」の魅力はなんといってもその食感。親指と人差し指でつまむとその軽さに驚くでしょう。口に入れるとカリッとはじけ、ほのかな甘みを残して舌の上で溶けていくのがおもしろく、次々と口に入れたくなる素朴な味わいが特徴です。
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幾重のフレーバーの層に吉祥文様をあしらったプチケーキ「kimono」/京都府

ホワイトチョコレートがけのケーキに美しい文様が描かれた「kimono」。着物というその名の通り、古くから和装や家紋に使われる縁起柄をモチーフに落とし込んだプチケーキです。 ホワイトチョコレートの中はしっとりした口当たりのスポンジ生地。文様によってフレーバーが異なり、あんこや抹茶のクリーム、フルーティーなジャムや香ばしいナッツを使った層が生地に挟み込まれています。
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丸いおなかの猫が福を呼ぶ?!白あんたっぷりの「たらふくもなか」/東京都
のんびりごろんと過ごしてついつい食べ過ぎちゃったような丸さがかわいい、「たらふくもなか」。招き猫という縁起のいいモチーフながら、ぽっちゃりという愛すべき姿に思わず笑みがこぼれます。 パリッとした皮は香ばしく、あんのしっとりした食感と良い対比。耳先からしっぽまでたっぷり詰まっているのはちょっと珍しい黄金色の粒あん。大きな粒がきれいにそろい、ホクホクとした口当たりとほどよい甘さを楽しめます。
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心もぴょんとはねる「金澤 福うさぎ」/石川県

石川県産の素材で作った餡を、もちもちの生地で包み込んだおまんじゅう。そのお顔にはうさぎの耳と目があります。この「福うさぎ」は大人も子どもも毎日楽しめるお菓子を、この和菓子のまち・金沢で作りたいという思いから生まれました。 フレーバーは12時から時計周りに、棒茶、金沢の名産・五郎島金時芋、能登大納言、石川県産ゆず、能登産かぼちゃの5種類。石川県産の素材を中心に作られています。しっとりとした皮と餡の組み合わせはシンプルながらも、どれもほどよい甘さで、素材の風味がしっかりと引き出されています。毎日のティータイムに福を運んでくれるうさぎです。
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縁起物で福を呼び込む「福分ひょうたんサブレー」/神奈川県
鮮やかな紅白色の箱にあしらわれたひょうたんと梅の花。周りがパッと華やぐ箱を開けると、愛らしいひょうたんの形をした6つのサブレ―が入っています。 「3つ揃えば三拍子」「6つ揃えば無病息災」と古来より伝えられてきたひょうたん。そんな縁起物をモチーフに、「福」を皆様へお裾分け…との願いをサブレ―に込め、「福分ひょうたんサブレ―」と名付けました。 「福分ひょうたんサブレ―」は2種類の詰め合わせ。軽やかな歯ごたえとまろやかな甘い香りのプレーンと、ココアパウダーのほろ苦い甘さが特徴のカカオ味。どちらもサクサクッとした、ほどけるような食感が心地よい、正統派の味わいです。
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おめでたいモチーフがお茶時間に福をよぶ「銀座限定 幸」/東京都

古くから縁起がよいとされるモチーフをふんだんに取り入れた最中のセット「銀座限定 幸」。見栄えのする箱入りで、贈り物にもぴったりです。 鯛、招き猫や松竹梅を描いた末広がりの扇、だるまなど、縁起ものを7種を象った最中種。あんこは自分で挟む別包装タイプになっているので、食べるときはいつでもできたて。香ばしい香りでパリパリっと軽い食感の最中と口当たりなめらかなあんが好バランスです。あんは十勝小豆と手芒種の2種類があり、どちらもしっとりほくほくのおいしさです。
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ころころフォルムにほっこりする「加賀八幡起上もなか」/石川県
金沢に伝わる郷土玩具「加賀八幡起上り」は、地元で「はちまんさん」と親しまれ、子どもたちの成長と幸せを願って作られる伝統工芸品。これを元に考案されたお菓子が、赤いおくるみをまとった「加賀八幡起上もなか」です。発売から65年以上、金沢に訪れる人だけでなく地元でもハレの日や出産祝いに贈られる、おめでたいお菓子です。 パッケージのおくるみを開けると、中にはまたまたはちまんさんが。梅や松の絵柄ももなかに描くという、緻密なこだわりぶりです。北海道産小豆で炊き上げた粒あんを、石川県産もち米を使った香ばしい最中種で包んでいます。
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狛犬のかわいい表情に癒やされる、自然の素材のチョコレート「CHOCOMAINU」/岡山県

鮮やかで、どこか懐かしい朱色。つぶらな瞳で、すました表情。小さな耳がぴょこんと出ていて、キュンとする愛らしさ。そんなかわいい狛犬がモチーフのこちらは、「魔除け」がコンセプトのチョコレート「CHOCOMAINU(チョコマイヌ)」です。 愛らしいパッケージでは細部にまで「魔除け」を表現しています。例えばモチーフの狛犬や、カカオ柄にアレンジしたサイドの唐草模様は昔から魔除けとして親しまれてきたもの。個包装の袋には縁起のいい「寿」のスタンプをあしらい、幸せを願うデザインを完成させました。 口にふくむとカカオの甘く力強い香りのあとに、ちょっぴりほろ苦さが感じられます。なめらかな口どけは、ちょっとした休息時間にぴったりの癒やしの味わい。
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