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2021.08.04
玉子焼の老舗が手がける新スイーツブランド。築地「tsukiji SHOURO」オープン
老舗玉子焼の「つきぢ松露」は、まもなく創業100年を迎えるタイミングで、玉子焼と同じ原材料の“たまご”を使用し、スイーツを中心にしたセカンドブランド「tsukiji SHOURO」を2021年7月1日にオープンしました。 なつかしさを感じるプリンやシュークリーム、ミルクセーキなど、老舗によるこだわりの商品が並びます。
長年たまごと向き合ってきた老舗による新スイーツブランド

「つきぢ松露」は、初代・齋藤 乙松(おとまつ)が、日本橋市場(現在の人形町)の寿司屋「松露寿司」に奉公に出たのち、1924(大正13)年に現在の地・築地で、のれん分けされた松露寿司として店を構えたのがはじまり。終戦直後の統制をきっかけに玉子焼屋へと移行し、築地場外市場において寿司屋や高級料亭などへ納める一方、1983(昭和58)年の三越銀座店への出店を皮切りに、一般の人々にも「つきぢ松露の玉子焼」が知れ渡るようになりました。

「tsukiji SHOURO」は、創業からまもなく100年を迎えるにあたり、新たな挑戦として、玉子焼と同じ原材料の“たまご”を使用した、スイーツを中心にしたブランドです。40年以上使用するこだわりの卵は、唯一の契約農場「都路のたまご」(茨城県坂東市)から産まれた、翌日には納品される新鮮で安全な卵を使用しています。 長年たまごと向き合ってきた老舗として、全て手作りの自社製造で徹底的にこだわった商品が並びます。
どこかなつかしく、不思議な新しさのスイーツたち

「tsukiji SHOURO」のスイーツは、どこかなつかしく、不思議な新しさ。新鮮な素材だけで作られているので、美味しいうちに早めにいただくのがおすすめです。 「プリン」は、なつかしさを感じるしっかり食感と、甘く香ばしいカラメルソースが魅力。たまごをもっと味わってほしいとの思いから、後がけのソース「スープアングレーズ」で仕上げています。ひと口たべれば、マダガスカル産のバニラビーンズの甘い香りが広がります。

「シュークリーム」は、特製カスタードクリームと生クリームを、あえて混ぜすぎずに仕上げているのが特徴で、2つの味のグラデーションが楽しめます。昔ながらのふんわりとやわらかな食感のシュー生地で、2つのクリームを包みこんでいます。

また「ミルクセーキ」は、ちゃんと濃いけれど後味はすっきりした、甘さに奥行きを感じる味わいが魅力。その秘密はホワイトチョコレート。甘さと後味のバランスの良さが人気です。 築地の老舗玉子焼屋さんが手がける、どこかなつかしく不思議な新しさのスイーツを、ぜひ体験してくださいね。
tsukiji SHOURO本店
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