作り手の顔や、産地の様子が見える、日本各地の優れた衣食住の品々を集めて紹介

「くらしのぎふと」は、西武池袋本店で2019年10月にスタートした、"日本の優れたモノを再発見する″新編集売場。プロダクトデザイナー倉本仁氏による監修で、産地クローズアップのPOP-UPを開催し、作り手の顔や産地の様子が見える展開で、モノ、作り手、お客さんが一同に集まる場所（＝市場）を目指しています。

今回初出展する「SAGA MADO」は、さが県産品流通デザイン公社が運営する、佐賀の県産品を厳選したセレクトショップ。「～受け継ぐ 生み出す 続ける～」をテーマに伊万里・有田焼や肥前吉田焼などの陶磁器をはじめ、小城羊羹、嬉野のお茶、オーガニック化粧品まで、バラエティ豊かな商品約200点を取りそろえ、佐賀のものづくりの今を紹介します。

伝統工芸品からファッション雑貨まで、リアルタイムの佐賀の魅力を紹介

イベントでは、伝統工芸品からオーガニックコスメ、スィーツ、ファッション雑貨まで、リアルタイムの佐賀の魅力を紹介しています。そのほか、源右衛門窯や深川製磁、香蘭社など有田の器を、新作も織り交ぜ展開しています。 「虎仙窯／鍋島青磁煎茶椀、菓子盆、菓子切」の鍋島青磁は、鍋島藩が三百六十年前に青磁陶石を求めて伊万里市大川内山に移ってきて以来、技術が今に受け継がれている青磁です。自然の青翠色の光沢が神秘的な美しさで、潤いのある優雅な色合いが魅力です。

どこかホッとする懐かしの水玉茶器「新水玉　丸土瓶／副千製陶所（嬉野・肥前吉田）」。戦後一世を風靡した水玉土瓶ですが、今も作り続けている窯元はごくわずか。古さと新しさを兼ね備えたデザインです。

生活に楽しさと潤いを与える佐賀の郷土玩具「のごみ人形工房／新十二支鈴　白虎　大」。のごみ人形の土鈴は3種の土をブレンドし成形しています。絵付けには顔料や胡粉を使用し、楽しさを感じるよう明るい色味で行っています。また取っ手も素朴な風合いを感じるよう竹の皮とイグサを用いて仕上げています。 島の地域創生を行なうオーガニックコスメ「TSUBAKI　SAVON（桐箱入り） ／バーズ・プランニング（唐津）」は、加唐島の希少価値の高いコールドプレス（非加熱圧搾製法）された椿油を35パーセント配合。その他、ヤシ油やオリーブ油、パーム油などの天然植物成分配合で無添加にこだわったシンプルで上質な石けんです。 レモングラスの香りが爽やかな緑茶「レモン緑茶　レ-lemon-／茶屋二郎（嬉野）」は、香ばしい緑茶に佐賀県武雄産のレモングラス、天然のレモンピールをブレンドした爽やかな緑茶。飲んだ瞬間の緑茶の豊かな風味、そして鼻に抜ける爽やかなレモンの香りが特徴。仕事の合間に気分を変えたい時、食後のお口直しなどに最適なお茶です。

有田焼・伊万里焼の絵柄をプリントしたやきもの風クッキー「天馬堂／白磁彩菓　箱入り5個　有田様式」は、伝統的な有田・伊万里焼の5つの様式を年代順に並べ、代表的な絵柄をセレクトして紹介しています。

「和グラッセ（3種セット）／光武製菓（武雄）」は、抹茶あずき、黒豆、唐芋の3種が入ったセット品。外パッケージはシンプルに仕上げ、男性でも手に取りやすいデザインに仕上げています。小さな和菓子をテーマに構築し、側面には世界観を表した詩を載せています。手頃なサイズ感で贈り物としても、自分用としてもおすすめです。 「SAGASU　羊羹詰合せ／八頭司伝吉本舗（小城）」は、シュガーロードで菓子文化が栄えた佐賀県で代表的な菓子「小城羊羹」。持ち運びやすい小型3本入りで、お土産にもピッタリです。（味は小豆、抹茶、栗の3種）

「sagair／HOZUBAGバルーントート、バルーンサコッシュ」は、SDGs認定事業“HOZUBAG”とのコラボレーションによって生まれ、佐賀インターナショナルバルーンフェスタに出場したバルーンの球皮を再利用してつくられています。軽くて丈夫なので、普段使いとしてはもちろん、旅行の際のサブバッグなど、マルチな場面で使えるサイズ感です。 佐賀の作り手たちが生み出す伝統の技と粋を、ぜひ体験してくださいね。