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2016.04.16
帯や小物のコーディネートも♪着物が似合う高山のレトロ町家を人力車でおさんぽ
※こちらの記事は2016年4月16日に公開されたものです 黒壁や格子窓がレトロな雰囲気を醸し出す町家建築が並ぶ、飛騨高山の古い町並み。 商店街の一角にある呉服店で着物に着替えて、人力車で町をめぐれば、歩いて見る景色とはまた違った高山の魅力に出会えます。
創業明治9年の「中田呉服店」で着物にお着替え

着物、着付けレンタルは予約優先。5184円
全国で唯一現存する江戸時代の代官所・高山陣屋から徒歩2分ほど。 高山本町二丁目商店街の中に「中田呉服店」はあります。こちらでは、情緒溢れる高山の町並みを着物で楽しんで欲しいという思いから、着付けレンタルを行っています。 2014年からこのプランを始め、今では外国からの問い合わせも多いのだそう。

好きな着物を選べるのも楽しみのひとつ
着物は、小紋柄を中心に50~60種類。帯や小物のコーディネートは、お店の方が好みに合わせて提案をしてくれるから安心です。 着物や帯、草履はもちろん、肌襦袢や足袋なども用意があり、手ぶらで利用できる気軽さも魅力になっています。
○中田呉服店(ナカダゴフクテン) [所]岐阜県高山市本町2-78 [TEL]0577-32-0159 [時間]10:00~19:00(着物レンタルの受付は~16:00、返却は~18:00) [定休日]火曜(臨時休業あり)、GW中は火曜(3日)も営業
「ごくらく舎」の人力車に乗って、古い町並みへと出発

待ち時間が気になる場合は事前予約を。2人乗りで15分4000円~
好きな着物に着替えたら、人力車で高山の町めぐりに出かけましょう。 乗り場は、陣屋朝市前や中橋東詰角などの3ヵ所。人力車が停車していれば、すぐに乗車できます。希望を伝えて好きなコースをめぐってもらうのはもちろん、高山に詳しい俥夫さんにお任せするのもおすすめ。 短い時間で、古い町並みや中橋などの主な観光スポットを回ることができるので、15分でも十分満喫できますよ。
車夫さんの心づかいや楽しいガイドにほっこり

ときどき足を停めて、隠れた見どころを紹介してくれます
人力車に乗ってみると、意外に揺れが少なく、とても乗り心地が良いことに感動します。 冬は、ひざ掛けで足元を冷やさない心づかいも。景色を満喫できるように、ゆっくりとしたスピードで、ときに楽しいガイドを交えながら進んでいきます。 人力車からは遠くまで景色を見渡すことができ、歩いて見る高山の景色とはまた違った印象。贅沢な気分も味わえます。
○ごくらく舎(ゴクラクヤ) [所]高山市若達町1-31(事務所) [TEL]0577-32-1430 [時間]8:30~18:00(11月~3月は9:30~17:00) [定休日]豪雨・豪雪時
人のあたたかさにもふれられる、特別な時間

「いってらっしゃい、楽しんできてね」
着物を着て人力車でめぐる高山は、それだけで非日常が味わえる特別な時間。 でも、楽しみはそれだけではありません。呉服店のお店の方や車夫さんとの会話にも、心がほんわかあたたまります。地元の人だから知る季節の習わしを教えてもらったり、おいしいお店の情報を聞いてみたり。 期待以上の充実感が、この旅の中に詰まっています。
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中根里絵 写真:北川友美






































