【鑑賞チケットプレゼント】めぐる季節の自然と暮らしを描いた画家の展覧会「グランマモーゼス展ー素敵な100年人生」

“モーゼスおばあさん（グランマ・モーゼス）”の愛称で親しまれる、アメリカ人なら誰もが知る国民的画家、アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス。日本では16年ぶりとなる回顧展が11月20日から世田谷美術館で開催されます。

4つの章のテーマ別に作品や展示を紹介

生誕160年を機に特別に企画された本展では、最初期の作品から100歳で描いた絶筆、愛用品から関連資料まで、日本初来日を含む約130点を展示。無名の農婦から70代で本格的に絵を描き始め、80歳の時ニューヨークで初めての個展を開き、のちに国民的画家となるグランマ・モーゼスの人物像に迫ります。会場は4つの章から構成される会場の、第1章は「アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス」。

モーゼスが描く家族や村の人々との素朴な日常の暮らし

グランマ・モーゼスのほとんどの作品は、ニューヨーク州とヴァーモント州にまたがる田園とその土地の人々の日常を描いたもの。モーゼスは生涯を通じて暮らし、愛した身近な風景を描き続けました。第2章のテーマは「仕事と幸せと」。キルトや石鹸、ロウソク作り、作物の収穫などに協力しあう村の人々の集い、結婚式や引越しを手伝うといった地域の行事など、当時の人々の暮らしを描いた作品が並びます。

季節ごとの風習やイベントを描いた作品群

第3章で紹介されるのは「季節ごとのお祝い」。春に先駆けて2月には、楓の樹液からメープル・シロップと砂糖を作るシュガリング・オフ。夏にはピクニック。晩夏から初秋にかけてはアップル・バター作り。そして秋と冬にはハロウィーンやサンクスギビング、クリスマスと続きます。季節の変化を大切にした行事を描いた作品群は楽しげな気配に包まれています。

絵の隅々まで描かれた自然への敬意に満ちた風景

第4章「美しき世界」では自然を主題にした作品を紹介します。グランマ・モーゼスの絵で最も大切なテーマは、自然の変わらぬ美しさです。自然の静と動、そのどちらにも敬意を表し、そして目の前に映る風景をとらえました。100歳で描き絶筆となった作品《虹》も展示。

貴重な資料や愛用品の展示も見どころ

今回、グランマ・モーゼスが描いた作品だけでなく、彼女のお気に入りや手作りのものなど、モーゼスおばあさんのプライベートを垣間見ることができる品々や、当時の影響力を示す資料など約50点を併せて展示。特に、アメリカ国外では初出品となるモーゼスが絵の制作時に実際に使っていたテーブルは見どころのひとつです。ぜひ会場を訪れて、自然や素朴な暮らしを愛し、たくましく誠実に、素敵な100年を生きたモーゼスおばあさんの世界をのぞいてみませんか。

鑑賞チケットを5組10名様にプレゼント♪

世田谷美術館で開催する「グランマ・モーゼス展─素敵な100年人生」の鑑賞チケットを5組10名様にプレゼントします。 ○グランマ・モーゼス展─素敵な100年人生 [日程]11月20日（土）〜2022年2月27日(日) ※本展への入場は、日時指定制でのご案内となります。 [会場]世田谷美術館（東京・世田谷区） ○応募締切：2021年12月1日(水） ※当選者の発表は鑑賞チケットの発送を持って、発表とさせていただきます。

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