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2022.04.12
伝統工芸を現代の生活に♪金沢で立ち寄りたい雑貨店5選
金沢箔や九谷焼をはじめ多くの伝統工芸が息づき、人々の暮らしに溶け込む金沢。クリエイターがそんな伝統工芸品を現代のライフスタイルに合うようにデザインした器や生活雑貨などを取り扱うお店も多く、世界でただひとつの作品が作れるアート体験スポットもたくさん!自分らしい、洗練された旅のおみやげがきっと見つかりますよ。
伝統工芸品から日常使いの器までが揃う「能作」
1780(安永9)年創業の「能作(のさく)」。1階には食器洗浄機で洗える「麗漆シリーズ」を始め普段使いできる器を、2、3階には加賀蒔絵が美しい「金沢漆器」や自然の風合いを表現した「山中塗」など伝統工芸品としての器が揃います。
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能作
ノサク
鮮やかで繊細な水引アクセサリーがすてき「平岡結納舗本店」
金沢城公園からすぐのところにある、創業四十余年の「平岡結納舗本店(ひらおかゆいのうほほんてん)」。昔ながらの結納品を取り扱うお店でしたが、2代目の平岡慎子さんが「伝統工芸である水引を後世に残すために」と現代風にアレンジ。ブレスレットやコームなど現代のライフスタイルに取り入れやすい、色鮮やかで繊細なデザインが魅力です。
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平岡結納舗本店
ヒラオカユイノウホホンテン
https://www.hiraokayuinouho.com/
※ワークショップ体験は1名より可(電話にて要予約/※空きがある場合当日電話予約可)
キュートな裁縫セットに釘付け「目細八郎兵衛商店」
「ハリネズミ裁縫セット」(4180円)、「はじめての目細針セット」(800円)
JR金沢駅から近江町市場に向かって徒歩10分ほどの場所にある「目細八郎兵衛商店(めぼそはちろうべえしょうてん)」。こちらは、糸を通しやすく布通りがよいと評判の「めぼそ針」のお店。初代の八郎兵衛さんが考案、二十代目となる現在も身近な工芸品として多くの人に愛されています。 「めぼそ針」数本に、針山や糸、ミニハサミなどが入った裁縫セットも人気。愛らしいハリネズミやがま口など愛らしいモチーフものも種類豊富にそろいます。
「加賀八幡起上り人形」をモチーフに作家が製作した針山
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目細八郎兵衛商店
メボソハチロウベエショウテン
自分で作った器でお茶をいただく幸せ体験を「金沢茶寮」
石川県・金沢のひがし茶屋街を望む古民家にオープンした「金沢茶寮」。「体験型アートカフェ」をテーマに、自分で絵付けをした器で日本茶を味わうという唯一無二の2時間プログラムが人気です。 一般的なワークショップでは数週間〜数ヶ月後に作った作品が自宅に届きますが、こちらでは最先端の塗りの技法で絵付けするため、その場で自分の作品の出来上がりを愛でることができるそう。
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金沢茶寮
カナザワサリョウ
九谷焼の絵付けが体験できる「atelier & gallery creava」
金沢市長町にある武家屋敷の敷地内にあるショップやレストランなどが入った複合施設「atelier & gallery creava(アトリエアンドギャラリークリーヴァ)」。アートコレクターでもあるオーナーが「地元の若い作家を応援したい」という思いから生まれたこちらの施設では、九谷五彩と赤絵金彩の絵付け体験ができます。ほかに、九谷焼の華やかな色ビーズを生かしたアクセサリー作りもおすすめ。約30分で完成するので旅のおみやげとしてもぴったりです。
「atelier & gallery creava」の記事はこちら
atelier & gallery creava
アトリエアンドギャラリークリーヴァ
いかがでしたか? 今回は、過去に「ことりっぷWEB」で紹介したお店の中から、金沢の雑貨屋さんをまとめてご紹介しました。メニューや営業時間、定休日、感染対策などは最新の情報をご確認のうえ、おでかけくださいね。
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